「ぶりしゃぶ、食べにいきませんか？」
この誘いに一発OK。いきつけの居酒屋さんに良いぶりが入ったとのことで、ぶりフルコースを堪能してきました。
ぶりのお刺身。ちょっと遅れたので、食べたあとが（笑）。
ぶりの照り焼き。甘辛いたれがぷりぷりのブリによく合う。
ぶりかま塩焼き。
ぶり大根。誰だよ、ぶりと大根を一緒に煮ようと思いついたのは。最高じゃん。
ぶりの身を大葉でまいて揚げたもの。あげもの。
ぶり。しゃぶ。ぶりしゃぶ。
出汁でしゃぶしゃぶしていただきます。お野菜＆〆のおうどんつき。贅沢。
ぶりの押し寿司。
まさにぶり三昧。
ゆうやさん、HotPapperの安いコースじゃなくて、こういう、「今日入った最もよいお魚」で腕をふるってもらう使い方をした方が堪能できるんだろうなぁ。でも、庶民にはなかなか難しいものもあり。しかし。おいしい。しかし、おいしいのである。やっぱり安いコースはやめよう...かなぁ。
飲み物はかなり上等な日本酒をいただき。ごちそうさまでした。
海山里味・旬魚地酒 ゆうや
岩手県盛岡市大通1丁目5-25 コーリンプラザビル 1F
019-622-7027
盛岡は、いわゆる喫茶店（決してカフェではない）が数多くあります。これも盛岡の魅力の１つ。
駅に近いところでは、カプチーノ詩季さん。盛岡駅と開運橋の間にあります。何がよいかというと営業時間。平日・土曜日は９：００～２２：００まで。つまり、飲んだあとの「コーヒー」が可能だという。そして、「カフェ」ではなんとなく落ち着かない方も、「喫茶店」のここなら落ち着くはず。
おそらくカプチーノが看板メニューだろうのに、飲んだ後だとアイスが食べたくなり。クリームソーダ。650円。
ジュレップコン・エスプレッソという、アイスに熱々のエスプレッソをかけるメニューもあるけれども、味の好みはお子ちゃまなのだ。
コーヒーもこだわりメニュー。ケーキもおいしそう。
カフェめしならぬ、喫茶店飯も充実しています。
午後のホットサンドセット。７６０円。ツナメルティ。モーニングはトースト、ランチはホットサンドのセットがあります。ランチタイムを逃しても、午後のホットサンドセットやトースト、グラタンなどを味わえます。
カフェラテほっと。
カプチーノ詩季
盛岡市盛岡駅前通10-6
019-625-3608
[月～土] 9:00～22:00
[日・祝] 9:00～20:00
月曜日、時々お休み。
事前に調査して予約してお出かけするのも楽しいけれども、たまたま歩いていた路地にあって、そこがいいお店だったりすると、なんか特別なうれしさがあります。東京って、そういう「たまたまおいしい」に出会うことが多くて、それも魅力の１つ。
今回は、なんと「ミートソース専門店」。戸越銀座の路地裏にひっそりとたたずむ隠れ家。地図で探したらそれこそ見つからないだろう場所。そして「ミートソース専門店」。なんてこと。
ミートソース専門店と名乗っておられますが、イタリアンがベースとお見受けいたします。モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼにハードシードル。
ナスとズッキーニの冷製炒め物。
自家製サングリアにあわせて。
牛すね肉のミートソースをいただく。
う、食べ過ぎた。
お値段もお手頃だし、ちょっとお酒を飲んでおつまみも食べたくて、というときにも、パスタだけを食べたいときにも使えそう。何より、女性一人でも入りやすい店構えと店内の雰囲気。席数が少ないので、みんなでくるところではないけれども、一人でごはん食べたいときにこんなところがあったら。なんていいんだろう。
場所は相当にわかりにくいです。戸越銀座の駅の改札を出て、本当にほっそーい裏道に入ったところにあります。まさに「こんなところに」。こういう偶然の出会いって、いいですよね（笑）。さすが東京。
ごちそうさまでした。
スペランツァ （SPERANZA）
東京都品川区平塚2-16-13
11:30～14:00 17:30～22:30
※月曜休みですが不定休の可能性も。
長崎は佐世保。本当はハウステンボス内のホテルに泊まりたかったんだけど、さすがに無理。佐世保駅前に到着。さて、今日の夜ごはんはどうしよう？
地方都市の駅前によくあるように、「え、どうしよう....（汗）」という雰囲気の駅前です。駅の反対側にいくと「五番街」というおしゃれなモールがあったようだし、１０分ぐらい歩くと、アーケードのついた商店街がキラキラしていたのですが、到着直後はそれがわからない。不安なまま、食事所を探してみます。
駅からすぐの「グリーンホテル」１階にある「いけす 博多屋」さん。なんとなく敷居が高くてびびりましたが、せっかく佐世保まできたんだから、と、一歩踏み入れてみる。
１階は、まんなかに大きないけすがあって、まわりがカウンターになっています。奥に調理場。接客は着物を着た方々がやってくれます。なんか高級店に紛れ込んだ感じ（笑）。予約なしで飛び込んでみましたが、５分ほど待って、入れてくれました。
としたら。横のサラリーマン３人組に「どこかで見たことのある」不思議な形の料理が供され。私の頭の中の辞書がフル稼働。をを！あれは！
「うちわえびだ～っ！」
と声を出してしまいました。ごめんなさい、おにーさま方。
ええ、長崎にきたらうちわえびですよ、おねーさん。思い出しました。伊勢エビより安くて美味しくて、かつ、見た目のインパクトが抜群。漁業権や漁獲期間が定められていて多く捕れないため、他の地域ではあまりおみかけません。季節もあって、夏場は難しいはずです。ということで、やはりここは「うちわえび」でしょう（笑）。
ということで、最初はお刺身盛り合わせ１２００円。
この右端の白っぽいお刺身（イカではない）。歯ごたえがこりこりしていて、かつ、脂がじんわりにじみ出してきて。おいしい。
来たぞ。来たぞ。うちわえびの塩焼き。を～！
怪しげな外見ですが。これが本当においしいんですよ。おいしい。ぷりっとした歯ごたえの甘い身なんですよ。
鯛のあら炊き。北国では鯛はあまりいただかないので...、本当は鯛しゃぶをねらっていたのですが、コストパフォーマンス優先であらだき。でも、これが大当たり。
味が濃いめなので、白いごはんが一緒だともっといいのに。と思う。
さらにいかシュウマイでおなかが満足してきたので、〆は鯛雑炊。鯛しゃぶと雑炊計画だったけど、大満足。
生ビールジョッキに日本酒飲み比べセットをつけても、２名で1万円でお釣りがくる。最初思っていたほど敷居高くない。
ということで、調子にのって次の日も。
ここは１階はいけすのまわりにカウンターで比較的お手軽なんですが、２階は個室。サービス料10%かかりますが、それなりの調度です。
２階には鯉がいる。
ということで、またしても、昨日食べ損ねた（？）うちわ海老の活け作り。
やっぱり活け作りですよ、おにーさん。最高っす。足りなくて、頭の部分もほじほじして食べてしまったぐらい。
なので、食べた後にはお味噌汁に。３尾で９味噌汁作ってもらったので、小さいけど。
イカの活け作りもなかなか。身が透明で歯ごたえ抜群。こちらも足は動いていました。
お刺身部分を食べ終わったあとは、天麩羅に。せっかくの活け作り、食べ終わったあとも楽しみたいですし、そういうサービスを提供してくれるお店だと、いったかいがあるよね。
佐世保駅前です。最初、降り立った時の不安もここで解消。とりあえず佐世保でおいしいお魚を食べたければ、まず、博多屋さんへ。れっつごー！
南部藩で楽しく暮らしている身としては、なんとも落ち着かない長州藩滞在（嘘）。スケジュールの関係でホテル松政さんでの夕食はかなわなかったのですが、それに匹敵するぐらい、すてきなお店にご招待いただきました。
ホテル松政さんのちょうど裏手にある「たつみ」さんです。
お部屋の調度も素敵で。期待値が上がります。
前菜。銀杏翡翠揚げ。海月胡麻酢和え。なめこおろし和え。合鴨ロース。
刺身。寒鰤。鯖焼き霜。栄螺。
蓋物。海老芋揚げ餡かけ。
焼き物。鯳幽庵焼き。
酢の物。虎河豚薄造り。
揚げ物。穴子天麩羅。
御飯物。握り寿司。と、お吸い物。
実はお酒も色々いただきました。最初にビール、それ以降は日本酒を色々。せっかくなので、山口で有名な獺祭ではなく、なかなか他地域には出て行かないお酒をお願いしました。東洋美人、雁木、貴、日下無双などの銘柄をいただきました。
とてもおいしく、かつ、楽しい時間でした。ありがとうございました。
旧南部藩で暮らすようになって早１４年。「先の戦争といえば戊辰戦争」の土地柄で、すっかり南部藩の一員として生活をしておりますが。
なんと。このたび、とうとう長州にでかけることになったのです。をを、どうしよう、討たれてしまうかも（嘘）。
お話をいただいた時に調べてみたら。盛岡からは８時間ぐらいかかる。そして。なんと最寄り駅が「湯田温泉」。えっ？温泉？？火山あったっけ？非火山性の街中の温泉としてはお湯の量も温度もよいらしくて、いわゆる「温泉街」なんですよ。びっくりした。
ということで、お宿を検索。しかし、いわゆる「温泉旅館」は一人では宿泊しにくいし、夕食もついてきて、お値段もなかなか。ビジネスホテルでも温泉付きのところがあるようなので、そうするか、と思っていたところ。
ふっこう周遊割発見。
片道８時間かかる山口で所用を果たすには、前泊後泊の２泊が必要。やったー！対象じゃん。１泊４０００円の助成金有り。ということで、再び温泉宿をチェック。
としたら。前回はでてこなかった「ビジネスプラン」発見。チェックインが遅く、アウトが早く、朝ごはんが「和定食」になりますが、ということですが、泊まれない値段ではない。ということで、ちょっと奮発してホテル松政さんにお世話になることにしました。
本当は、朝いちで盛岡を出発して行きたかったのだけど。出発はお昼になってしまったため、到着は夜。松政さん。立派じゃないですか。ああ、夜ごはんをいただきたかった。バス亭の目の前なので、初めての場所のホテルとしても優秀です。空港や新山口駅からのバスが目の前に停まります。
広いロビーにはサンタクロースが。そして、着物を着たおねえさんたちがそこかしこで対応してくれるので、快適です。
安価なビジネスプランでしたが、お部屋は広め。ベッドのお部屋でした。せっかくだから和室が良かったかなぁ。夜、寝ていたら、お布団がベッドから落っこちてしまいました。
温泉は１階です。脱衣所も広いです。ドライヤーも化粧品のたぐいもちゃんと配備されていて、手ぶらでも快適です。タオルも１階で貸してくれるし。
色がついていたり、においがしたりするタイプの温泉ではありませんが、広い内風呂に泡風呂にサウナに水風呂、それから露天風呂。お湯の温度はそんなに高くありません。露天風呂は頭が寒くて体がぽかぽかで、長く入っていられます。あたたまります。
お部屋には、温泉や食事に行くとき用のかごバックをおいてくれています。たしかに作りは古い感じだけど、こういう気配りはうれしい。
朝ごはん。１日目。
時間にあわせて用意してくれているので、お魚もまだ暖かい。なぜか、一人和室の個室での朝食でした。この日は、このまま夕食まで何も食べず。それでも別に困りませんでした。朝たっぷりはいいね。
朝ごはん。２日目。
今日も個室。もしかしたら、２日目は洋定食でも良かったのかも。おなかいっぱい。けど、フルプランだと、もっと素敵な朝ごはんがでてくるらしい。私はこれで十分かなぁ。
なるほど、評判のよい旅館であることを納得。今度は、２食付きできてみたい。
松政さんのお隣は松田屋さん。ここは明治維新を目指した「志士」たちが何度も会合に使っていたところ。と言われています。
お庭を見学させていただきました。京風のしゃれた作り。こんなところで会合していたのか....東北勢はかなわないかも。という謎の「負けた感」。
山口の街は大内氏により作られたもの（長州藩ではなく）。なんとなく京風な雅な洗練された感じ。
山口の街を歩いていると、「明治維新150年記念」という言葉があちこちに。これは戊辰戦争で負けた側である東北地方ではみないもの。なるほど、おもしろいね。
ちないに「獺祭」という文字も（笑）。獺祭以外では、東洋美人、雁木などがオススメとのこと。南部美人と東洋美人の飲み比べとかもおもしろいかも。
地方ということでは同じような悩みをおそらく抱えていると思われる二つの街。これからも協力してやっていきましょう。うん。
車でごはん、の時のオススメカフェ。マップスさん。ランチもお得でおいしいですし、夜ごはんもなかなか。
ランチだと食後のドリンク付きなのですが。ランチタイム以外でも、＋２００円で、スープ＆サラダセット、＋３００円で、スープ＆サラダ＆食後の飲み物セットがつけられます。
ということで、奮発して限定の黒毛和牛ハンバーグ。
と、ハンバーグもジューシーで当然おいしいのですが。ここの魅力は、お野菜。こだわりのお野菜をたっぷりと食べさせてくれる。これがうれしい。
おやさいもほくほくでおいしい。この限定ハンバーグは１５００円ぐらいします。これは贅沢な日のメニュー。１０００円以内のメニューが中心ですよ。ハンバーグも黒毛和牛にこだわらなければ、夜でも９８０円で食べられます。ランチはめっちゃお得。
そして。つい、間違えて（？）ワッフルを頼んでしまう。マロン＆マロン。焼きたての外側かり、中側ふんわりのワッフルが到着。
ああ、幸せ。
ダイニングカフェ マップス 本宮店
岩手県盛岡市本宮1-9-16
019-635-3799
11:30～21:00 月曜日お休み
※土日もランチがあって、15:00までなのもうれしい。
