2015年2月12日~18日とカーニバル出場のために
日本からは、アメリカ経由で飛びます。私は、成田→NY(JFK)→TTで、JFKの空港の近くで1泊しました。成田からはJAL、NYからはカリビアン・エアラインです。日本人にとっては、カリビアン・エアラインはなじみのないエアラインだと思いますが、アジア人比率が極端に低いことを除けば、時間にも比較的正確で使いやすいと思います。なお、ビザなしでOKです。アメリカのESTAをお忘れなく。
トリニダード・トバゴに行ってみたい!という方。なんと、素敵な日本人マダム、森本さんが現地で受け入れをしてくれます。空港送迎から現地発着ツアーまで、なんでも相談してみてください。治安面等で不安もある地域なのですが、森本さんのおかげで、日本人にとっても「行きやすい国」です、本当に。
http://lovetrinidadandtobago.com/
この写真は、2013年末に、ガイアナに行く途中で立ち寄った時のもの。
さて、トリニダード・トバゴ。外務省の海外安全ホームページで「レベル1」の危険情報がでている地域です。ですから、現地のことを知っている方(私の場合は森本さん)に相談して、きちんと対策を考えた方がよいです。ということで、空港にドライバーさんが迎えにきてくれていて、ゲストハウスまでつれてきてもらいました。このドライバーさんにもゲストハウスのオーナーさんにも、「大金は身につけないこと」「暗くなったら外を歩かないこと」と言い聞かされました。 はい、私はちゃんと言いつけを守ります。私が危険な目にあったら、「あの国は危険だ」と日本に伝わることになりますからね。
年が明けたら街中はカーニバル一色。本番までの間に、様々なイベントがあります。
上記は早朝だったのですが、明るくなってきたところで、「トラディショナル・パレード」。伝統的なカーニバルのパレードが行われます。この「伝統的な」のパレードには、数々の「キャラクター」が存在します。なんとなく、この「トラディショナル・パレード」を見ていて、盛岡の秋祭り「盛岡八幡宮祭り」の山車を思い出しました。あれもキャラクターがあるんですよ、決まった衣装の。
ブルー・デビル。ブロードウェイミュージカルのブルーマ
ファイヤー。フラッペです。口から火を噴きます。
このあと、ガイドのモモちゃんとパン屋さんに行ったところ、レゲエのロン毛のお兄さんに朝ごはんのパンを買ってもらう、というアクシデント?が。おそらく、私の方が圧倒的に稼いでいるのだろうけれども...、お兄さん、ありがとう。
キッズ・パレードもあります。「見る」観点では、これが一番楽しいのではないかと。移動途中に準備の様子も見たけれども、親が子供に準備をさせている光景はどこかで...、あ、「子供さんさ」だっ!
マスカレードもカーニバルのキャラクターですね。この竹馬もそうみたいです。
スチールパンを作っているパンヤードも見学させてもらいました。私はそれほど音楽に詳しくないのですが、ドラム缶からたたいて楽器を作る、と。もちろん、それは、「それ以外に楽器がない」歴史が生み出したものなのですが。
まさか、ドラム缶をたたいて「音階」を作り出すとはっ!
そう、スチールパンって、音階があるんです。すごいです。太鼓じゃないんです。メロディを奏でられる楽器なのですよ。
カーニバル期間中には「パノラマ2015」というスチールパンバンドの全国大会のようなコンテストが開催されます。日本人のプレーヤーもいます。
カーニバル期間中には、ソウル・カリプソ=ソカというカーニバル音楽のコンテストや上記のスチールパンバンドのコンテスト等が行われます。暑い国のこともあって、これらのコンテストは夕ごはんを食べた後にはじまり、おそらく、明け方に終わります。さすがに終わりまではいられませんでした....。
カーニバル本番前日の明け方には、ジュペというパレードが行われます。これは、絵の具をまぜた泥を掛け合いながら歩くイベント。参加の観点では、私はこれが一番楽しかったです。
カーニバル本番もそうなんですが、トリニダード・トバゴのカーニバルの特徴は、観光客も「参加」できること。きちんと手配してもらえば、セキュリティがついて、飲み物も食べ物もトイレも一緒に移動してくれるチームに入れるんですよね。ちょっとお酒を飲みながら、踊りながら、泥をなすりつけ合いながら。カーニバル本番よりも、この「泥」のおかげで、他の参加者とのコミュニケーションもできて、本当に楽しかった。
このお昼にカーニバル予行演習、次の日は朝からカーニバル本番。正直なところ、カーニバル本番には疲れちゃっているという...(笑)。
トリニダード・トバゴの夜景。石油等が取れるため、比較的豊かなカリブ海の交通の要所。「一生に一度ぐらい」と思ったけれども、また来たい。次は浴衣で参加しまーす!!