Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

湯本温泉 かたくりの宿 一休館 (西和賀)

 なんて魅力的なところなんだろう。岩手県の南の方、秋田県との境にある「西和賀」という土地。豪雪で知られていて、駅も「ほっとゆだ」という名前にして、駅舎に温泉も運営しちゃうような柔軟な町。

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 今回は、湯本温泉のお宿に泊まりました。かたくりの宿一休館。

 湯本温泉。

 無色無臭でさらさらしたお湯は、表現が難しいのだけれども、ふんわり体を包み込むような優しさがあって、いつまでも入っていたいぐらい。んでも、そんなことをすると、あがってから汗が吹き出してとまりません。ふんわりとしっかりと体を温めてくれる温泉です。

 露天風呂があったり、そういう今時感とはまったく無縁だけど。ほーって感じです。

 

 温泉は株式会社運営で、株を持っていると基本的に使いたい放題。その名の通り、何の細工もなく「源泉かけながし」。本当に何の細工もないので、表面が熱くて下はぬるかったりしています。また、入れ立ては熱くて入れたものではないらしい(男風呂談)。

 

 建物は古くて、掃除も正直なところ十分にできていないのかもしれないけれども、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんちに遊びにきたような気楽さがあります。宿泊費も安くしてくれていたので(学生と一緒の合宿プランで、学生さんは6800円ぐらい、引率は7400円ぐらい)、大満足です。館内WiFiも完備。ほこりがかぶっているものがあっても気にしない...人向けではありますが。

 

 夕食。

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 わらびの煮付けのおいしいのなんのって。
 丑の日(の次の日)の宿泊だったので、うなぎを出してくれる心遣いがうれしい。量も十分。丁寧な手料理がうれしい。

 

 朝ごはん。

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 この真ん中の山菜。おいしかったな。

 

 ひぐらしの声に包まれて。本当に、夏休みに田舎に遊びにきたみたい。手つかずの自然満載。

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 すぐ近くに西和賀名物(?)スーパーオセンもあります。西和賀の魅力は「温泉とオセン」。それこそ、盛岡からドライブがてらに「温泉とオセン」に来られている方々も少なくありませんでした。オセン、確かに安い。

 

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 岩手県には魅力的なところがたくさんある。私は田舎を持たない人間だけど、少しずつ、岩手県に田舎が出来つつあるような気がしてきました。楽しみ。

 

 

 

湯田温泉峡 湯本温泉 かたくりの宿 一休館
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