Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

サッポロッジ SappoLodge (札幌のゲストハウス)

 先日の札幌での宿泊先の1つ。SappoLodgeさん。

 千歳空港からバスで「南3条すすきの」で降りて、歩いて5分ぐらいかな。地下鉄の豊水すすきの駅が最寄り。フラットな道なので、キャリーをひいても大丈夫。すすきのからすぐ近くなのに、ちょっと1本道路を挟んで、いきなり落ち着いた雰囲気になります。

 

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 ロッジというだけあって、内装も山小屋風。こだわりのアウトドア派マスターが迎えてくれます。

 

 ここは比較的こじんまりした「ゲストハウス」。エレベーターはありません。階段のみ、それが自然なぐらいの規模です。手作り風のベッドは、幅が広くて、横にキャリーケースを置いても余裕があるぐらい。カーテンで仕切れるし、天井が高いし、窓もあったし、布団も固すぎずやわらかすぎず快適。知らなかったんだけど、マスター、相当の山男のようだ。

 

 1階は食事ができるバーになっています。到着が遅めだったので、一人でわざわざ街中でるのもめんどくさいし、マスターが「おいしいよ」とすすめてくれるし。荷物を片付けたところで1階に降りてきました。

 

 このバーがいい。

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 お店のスタッフ全員で、お客さんが一人にならないように気を配ってくれる。旅先では、どうしても一人でごはんになることがあるのだけど、ここなら、一人の方が楽しめるかもしれない。

 

 生ビールもきんきんに冷えたジョッキで。

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 お料理も本格的。地元の食材を使って、ちょっとイタリアンテイストを加えて。

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 マスターの気分が良いと、秘蔵の日本酒がでてくる(笑)。

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 最初、偶然かと思ったんだけど、本当に「一人」にならないようにスタッフが声を掛けてくれたり、カウンターを勧めてくれたり、本当に本当に気を配ってくれる。私も、隣の人やその仲間の人などと相当に楽しくすごすことができました。

 

 後で知ったのだけど、山登りが好きな方、アウトドアが好きな方、音楽が好きな方が多く集まるようです。音楽を生業になされている方たちと色々と会話。日常生活で出会うことはまずないだろう...方々と会話を楽しめるなんて、思っていなかった。

 

 私は明日があるので、11時すぎに失礼したけれども、彼らは2時ごろから街中に出て、6時ごろに帰ってきていました(笑)。

 

 確かに、このバーがうるさい、という書き込みを見たし、実際、音は響いてくるのだけれども、自分が楽しくすごした後なら気にならない。ので、ここにきたら、「楽しんでしまう」のが得策だと思います。

 

 ここもストーブがあるので、真冬の停電でもなんとかなる、きっと。

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 朝の光で見るとこんな感じ。

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 最寄り駅は豊水すすきのなんだけど、ここは階段しかないので、荷物がでかいときの札幌駅までの移動はどうするのがいいんだろう。

 

 

 こだわりアウトドア派マスターのこだわりゲストハウス。ゲストを全力でもてなすスタッフたち。これは楽しい。滞在そのものが楽しい。一人で移動することが多いので、時にはこーいうゲストハウスでの滞在も楽しんでみたい、と、素直に思いました。

 

 

 ちなみに。おそらく被災した時の滞在がここであっても、相当に快適だっただろうと推察されます。上記で一緒だった方が同じように地震で帰れなくなってましたが、当然、追い出されるなんてことはなく、楽しそうに滞在されていました。

 

 で。次の週に広島でテレビを見ていたら、マスター登場。お客さんがさっぱりなんだそうだ。北海道の主要産業は観光だし、これからいい季節だし。みなさん、こういうゲストハウスの滞在を楽しむような旅はいかがでしょうか。たぶん、被災しても大丈夫ですよ?!

 

SappoLodge

北海道札幌市中央区南5条東1丁目1-4

SappoLodge | 札幌のゲストハウス