最近、私がかってに氏神様としてお参りしているのが、ここ「桜山神社」。盛岡城跡公園(もとの不来方城・南部のお殿様のお城)の麓にあります。内丸方面にでかけることがあったときには、立ち寄ってお参りします。
ちなみに、私自身は、お寺の幼稚園に通いながら、日曜日には近くの教会(プロテスタント)に礼拝にでかけるような育ちで、お守りも破魔矢もつい買ってしまう、典型的な日本人的宗教観の持ち主ではないかと思っています。
盛岡とともに300年。由緒ある神社です。
季節毎に出現する「お人形」も有名ですが、私が崇拝しているのがここの「おみくじ」。1回100円で、夜でもひくことができます。
ほんと、いつも今の自分にぴったりのアドバイスをくださいます。本当にありがとうございます。
このお参りしたすぐ左側にさりげなくおいてある「おみくじ」。このメッセージがすばらしいんです。
以前、「そんなひどすぎる!」という事件が発生したとき。悩んで引いたおみくじの神の教えがこれ↓。
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ふいて除けましょう、心の誇り、それがさび付きや身の破滅
私を誰よりも偉い、かしこい、私一人が正しいのだ、などと誇る気持ちになった時、他人を見下す、さげずむ。やがて他人から毛嫌いされ、爪はじきされ、世の中が狭くなる。身が破滅する。祓い給え、清め給え、専念この信言を唱えて祓いましょう。心の驕りを、身の埃りを。
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この「ひどすぎる」事態を招いたのは、他でもない私自身の心の驕りによるもの。本当に、「をを、本当だよ!」と深く反省し、でも、なかなか自分は変えられないけど。だけど、ものごと「周りが悪い」ことはあまりなくて、その状況を引き起こすのは、「自分のせい」なのだと。今も唱えています。
こんな「神の教え」をいただいたら泣いちゃいますよね。すべては自分の心の驕りから。
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声は消えても、こころの底にきいた言葉が生き残る
強く打てば大きく響き、弱く打てば小さくひびく。した事、いうた事、思った事、よいも、悪いも悉く皆、何者かに影響して、永遠にあとを残す。慎むべきは、其思い、其行い、其言葉、恐るべきは其影響、其反発。
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言葉には気をつけないと。また、思ったことは伝わるから、やはり心持ちを高めなければならぬのだ。
そして、「自分が自分が」とでていかないように。まずは自分のやるべきことをきっちりとやりきる。そう、「私一人が正しい」ことはないので、でしゃばらないように、心したいと思います。
お正月に大吉をいただいてのメッセージはこれ。
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神の心に叶って居るか、物も心もつかいよう
授けられる其金、其身体、其心、決して無駄に使ってはならぬ。しかし一銭の金でも役立つ使い方はむづかしい。其手、其足、其言葉、世の為、人の為、役立つ様に使って居るか。神の御心に添い、清々しい日々が過ごせるように心がけることが大切である。
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これは、以前から感じていて、おそらく、神様(この神様はなぜかキリスト様なのだけど)からすると、私にはかなり恵まれたあれこれを授けているはずで。さらにそれを発揮するような場(就職先とか)もなんか運良く授けられているし。だから、時々、それをちゃんと世の中のために役だつように使っているか 、って言われている様な気がします。こちらの神様にも言われるとは(爆)。やっぱりそうなんだよなぁ。うん。
こういう神様の教えが(宗派を問わず??)後世に残されている、というのは、やはり人間の悩みというのは、古今東西あまり変わらないのではないかと思います。私が今なかなか自分をうまく成長させられずに悩んでいるところも、色々とアドバイスが得られる、ということは、多くの他人が悩んでいるからだろうと思います。私だけじゃない、と思うだけでも、ちょっと心強い(笑)。
ということで、これからもよろしくお願いします。桜山神社様。