Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

いけ洲 博多屋 (長崎・佐世保駅前)

 長崎は佐世保。本当はハウステンボス内のホテルに泊まりたかったんだけど、さすがに無理。佐世保駅前に到着。さて、今日の夜ごはんはどうしよう?

 

 地方都市の駅前によくあるように、「え、どうしよう....(汗)」という雰囲気の駅前です。駅の反対側にいくと「五番街」というおしゃれなモールがあったようだし、10分ぐらい歩くと、アーケードのついた商店街がキラキラしていたのですが、到着直後はそれがわからない。不安なまま、食事所を探してみます。

 

 駅からすぐの「グリーンホテル」1階にある「いけす 博多屋」さん。なんとなく敷居が高くてびびりましたが、せっかく佐世保まできたんだから、と、一歩踏み入れてみる。

 

 1階は、まんなかに大きないけすがあって、まわりがカウンターになっています。奥に調理場。接客は着物を着た方々がやってくれます。なんか高級店に紛れ込んだ感じ(笑)。予約なしで飛び込んでみましたが、5分ほど待って、入れてくれました。

 

 としたら。横のサラリーマン3人組に「どこかで見たことのある」不思議な形の料理が供され。私の頭の中の辞書がフル稼働。をを!あれは!

 

 「うちわえびだ~っ!」

 

 と声を出してしまいました。ごめんなさい、おにーさま方。

 ええ、長崎にきたらうちわえびですよ、おねーさん。思い出しました。伊勢エビより安くて美味しくて、かつ、見た目のインパクトが抜群。漁業権や漁獲期間が定められていて多く捕れないため、他の地域ではあまりおみかけません。季節もあって、夏場は難しいはずです。ということで、やはりここは「うちわえび」でしょう(笑)。

 

 ということで、最初はお刺身盛り合わせ1200円。

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 この右端の白っぽいお刺身(イカではない)。歯ごたえがこりこりしていて、かつ、脂がじんわりにじみ出してきて。おいしい。

 

 来たぞ。来たぞ。うちわえびの塩焼き。を~!

 

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 怪しげな外見ですが。これが本当においしいんですよ。おいしい。ぷりっとした歯ごたえの甘い身なんですよ。

 

 鯛のあら炊き。北国では鯛はあまりいただかないので...、本当は鯛しゃぶをねらっていたのですが、コストパフォーマンス優先であらだき。でも、これが大当たり。

 

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 味が濃いめなので、白いごはんが一緒だともっといいのに。と思う。

 さらにいかシュウマイでおなかが満足してきたので、〆は鯛雑炊。鯛しゃぶと雑炊計画だったけど、大満足。

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 生ビールジョッキに日本酒飲み比べセットをつけても、2名で1万円でお釣りがくる。最初思っていたほど敷居高くない。

 

 ということで、調子にのって次の日も。

 

 ここは1階はいけすのまわりにカウンターで比較的お手軽なんですが、2階は個室。サービス料10%かかりますが、それなりの調度です。

 

 2階には鯉がいる。

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  ということで、またしても、昨日食べ損ねた(?)うちわ海老の活け作り。

 

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 やっぱり活け作りですよ、おにーさん。最高っす。足りなくて、頭の部分もほじほじして食べてしまったぐらい。

 

 なので、食べた後にはお味噌汁に。3尾で9味噌汁作ってもらったので、小さいけど。

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 イカの活け作りもなかなか。身が透明で歯ごたえ抜群。こちらも足は動いていました。

 

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 お刺身部分を食べ終わったあとは、天麩羅に。せっかくの活け作り、食べ終わったあとも楽しみたいですし、そういうサービスを提供してくれるお店だと、いったかいがあるよね。

 

 佐世保駅前です。最初、降り立った時の不安もここで解消。とりあえず佐世保でおいしいお魚を食べたければ、まず、博多屋さんへ。れっつごー!

 

 

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