2月の終わりの小宴。
テクノボンズの生産者、小野寺氏と一緒に味わうお料理。
顔にそのままつけても大丈夫そうな、自分たちで作った菜種から丁寧に圧縮して作っている油。このころは(岩手県では)それほど問題になっていなかったけど、本来、私たちは地産地消で国産のものを大切にいただくべき。なのだと改めて考えさせられます。
会場はいつものななしの庵さん。カウンターのみ6席なので、密度は低い。けど、5月からはお休みするときいていて、残念。
南部鉄瓶の白湯に菜種油を数滴落として
こちらではいつも日本酒。お酒は完全におまかせで。
菊芋餅 苺 山地酪農ヨーグルトソース 炒り胡桃 実山椒塩漬け
デザートにしか見えませんって。でも、ななしさんの菊芋料理は大好き。
泳ぐホタテ 白い果実
肝が。肝と油のソースが。たまらないです。これなめて日本酒いけそう。
無農薬野菜のすり流し 自家製干し肉
干し肉がいい味を出している。
今日の席は、石川さんの手元がよく見える。
ゆり根饅頭 菜花 金柑蜜煮
ほくほくのゆり根、めちゃおいしい。
牡蠣オイル漬け 発酵蕗の薹 海苔
これは手に直接。春先の牡蠣は、大きくてジューシー。最高。
短角牛 どんこ椎茸 大根 たらの芽
あまりにも芸術的なデザインで、どうやって食べようか悩んでしまうほど。というか、なかなか手が出せない。すごい。味の組み合わせもすごいし、ビジュアルもすごい。かみわざー。
どぶろく。味見。
最後はアブサンと塩。究極ののんべぇ。
土鍋炊きごはん けんちん汁
おみやげに、おにぎりまでいただいちゃいました。ごはん、おいしいなぁ。
青普洱茶 邦わい
お客様お持たせの文旦、黒糖
お話がすんごく楽しくて、初対面の方ばかりだったけど、18時からはじめて、あっというまに22時過ぎちゃいました。おいしい料理は人をつなぎますね。
こういう楽しい時間がまた戻ってきてくれることをお祈りして。