おいしい日本酒とワイン、そして県産食材のフレンチが魅力のグラストさん。
土曜日は12時のランチから営業。そして、今月からマルシェも開催。お店で扱っている地元のおいしいお野菜をその場で買うことができます。
夜も魅力的なんですが、ランチのグラストさんもなかなかおいしいんです。
今日のメインは鶏むね肉のしっとりロースト。
前菜のポタージュがね。これがいいの。
鶏むね肉のしっとりロースト。やわらかくてしっとり。特にブランド鶏肉ではないそうで、料理方法によってこんなに変わるのか。
デザートにコーヒー。グラストさんの密かな魅力がデザート。
今日のメインはスパイシーチキンロースト・クスクス添え。
今日もポタージュが安定のおいしさ。
クスクスはモロッコ料理なのだけど、フランスの街角には必ずあるのがクスクス料理のお店。タジン鍋でお肉とごろっとお野菜とを柔らかく煮て、大盛りクスクスをよそって、スープをかけてお肉とお野菜と一緒に食べる。日本のカレーみたいな感じで、お肉料理につかれた胃腸を癒やしてくれる。って、向こうのは大盛りなので、結局、食べ過ぎるんだけどね。
なので、クスクスはフレンチ。
日本なので、遠慮がちに。パリパリにローストされた鶏皮がおいしい。
デザートも。
今日のメインは仔羊のペルシヤード。
梅雨冷えの土曜日なので、ポタージュが温かい。
下に敷いてあるのはおナスなんだそうだ。油をよくすって、おいしいぞ。
ワイン、あわせちゃったりして。
アングレーズソースのコンポート。
たまに、ランチなのに無茶ぶりをします。
たいてい、対応してくれます。
テイクアウトの山菜の盛り合わせに鮎のコンフィがあまりにもおいしそうで、一人分を頼んでみたり。
テイクアウトのハモの天ぷらも。
特別デザートも。これは、リヨンのデザート「ウフアラネージュ」から創作されたもの。
こちらはババですね。これも、リヨンのデザート。
応じてくれる。
寒くなってきたら、リヨン料理フェアで、クネルを作ってくれる約束になっています。リヨン料理のスペシャリテのクネル。白身魚をすりつぶして練りあげたクネルを、ナンチュアソースをかけてオーブンで焼き上げます。クネルがふわふわになってておいしいんだぞ。リヨンなので、高級料理ではなく、庶民料理。身近な食材をおいしく。
というお話は、日常、あまり披露する機会もないので、時々、遊びにいってフレンチのお話をしています。私のフレンチは、ビストロでムニュ(定食:前菜+メイン+デザートの3品)で24ユーロぐらいの、(お金持ちではなく)普通の人々がちょっとだけおしゃれしてでかける食事なのだ。