Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

天城軍鶏の焼き鳥 (盛岡・ななしの庵)

 ななしの庵さんで、天城軍鶏を一羽まるごとお取り寄せしての焼き鳥を楽しみました。こだわりの炭火で焼き鳥したら美味しいだろうなぁ、という会話から実現。今時期は気軽に飲みに出られないので、その分、お食事との一期一会にこだわりを。といいつつ、今回はこだわったのは店主の石川氏ですが(笑)。

 

 ななしの庵さんニューアイテム。水差し。秋田の白岩焼和兵衛窯「葵さんの水差し」です。新入りだけど雰囲気に溶け込んでいる。

 

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www.aoiwatanabe.com

 

 お昼ですが、最初からワイン。休日の昼下がり、比較的軽い口当たりの白ワイン。美味しい。

 

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 さて。一品目。鳥のスープ。せせりが入ってます。特に味付けもしていないそうですが、しっかりした味わい。

 

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 花わさびとささみ。ささみはさっと火を通しただけ。花わさびのピリッとした辛さが美味しい。なんとなく春の気配。タレも絶妙。

 

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 茶碗蒸し。すんごく柔らかい。蓋をしないで蒸していたけど、火加減が難しそう。やわらかくてするっと喉を通り、スープも楽しめる。お手本のような茶碗蒸し。ここにもどこかの鶏肉が(←覚えていない・笑)。

 

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 さて。焼き鳥に入ります。店主の石川氏が朝から一人で解体してくれた結果。色が鮮やかでそのままでも食べられそうなぐらいきれい。さすが。

 

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 胸肉。串は山から取ってきたクロモジ。山の香り。

 

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 焼き鳥が始まったので、熱燗が飲みたくなり。日本酒へ。

 

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 器が素敵だよー。もともと素敵な器が多かったんですが、最近、ますます増えている気がする(笑)。

 

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 砂肝。コリコリした食感を楽しむ。香ばしい香りに抜群の歯ごたえ。この弾力、たまりません。

 

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 ハツ。心臓です。ハツ好きとしてはたまらないです。しっかりした筋肉にわずかにまとう脂身。これは焼くといいんだよね。もう、The タンパク質。

 

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 鶏皮はネギとポン酢でさっぱりと。皮もまったく脂っぽくない。

 

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 これは砂肝の周りについているものだと。銀皮というのかな?こちらも少し脂を感じるおいしさ。

 

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 箸休め。ウコギ。春満開。

 

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 手羽先。そのままかじります。おばさん3人で手羽先をかじる。絵面としてはどうなんだろう(笑)。

 

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 というちょっとしっかりした味になったので、今度は赤ワイン。ジョージアの赤ワインだそうです。オレンジワイン的な、なんだろう、飲みやすいし。赤ワインのタンニンきついみたいな感覚がない。

 

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 レバー。串はくろもじ。古伊万里の華やかな器にあわせて。

 以前も思ったけど、お肉にピントがあって古伊万里の模様が少しぼけた写真を見ると、古伊万里の模様はお肉を引き立たせるなぁ、と思います。これが、同じようにピントがあった写真だと、お肉がどこかわからない、ようなごちゃごちゃした印象になってしまうのに。魔法だなぁ。

 

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 もも肉。皮もしっかりパリッと。中はしっとりふかふか。こちらも同じ。ピントを全体にあててしまうと柄がうるさい感じになるのに、うまくお肉にピントがあうと、模様は引き立て役を務めてくれる。

 

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 なんだっけ。多分山菜。ここでさっぱりさせて。

 

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 お味噌汁と。

 

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 卵かけごはん。卵は漬けになっていて、卵黄のみ。ごはん、おいしー!!!

 

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 満足。

 デザートは、三日月の器にくるみ豆腐。桜の塩漬けで春の気配。

 

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 最後はお抹茶。

 

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 贅沢させていただきました。お昼のコースで、特別に軍鶏を取り寄せてもらったので、8000円です。

 massさんから独立してのななしの庵さん。お客さんを昼夜一組しか取らないので予約が取りにくいのですが、このご時世に安心して食事ができる楽しさ。こちらの要望を受け止めて対応してくれて、ありがとうございます。カウンターのみのお店だからこその贅沢で、美味しかったし楽しかった。

 

 また、何かリクエストしてみよう。楽しみ。

 

 

www.mass-entame.jp