ふらのワイン
ふらのワインは富良野市ぶどう果樹研究所が製造・販売している富良野で作られているワインです。あれ?富良野市?
そうなんです。なんと富良野市市民部市民課(戸籍とか管理しているところ)などと同じように、富良野市の1組織としてぶどう果樹研究所があるんです。そこでぶどうを栽培し、ワインを生産し、販売をしている。なんと、びっくり!!!
というそのふらのワインを味わう機会をいただきました。場所はすすきのにあるビストロサンミさんです。
さて。最初は泡から。
少し蒸し暑い日だったので、酸味の強い方から。
ペルル・ブランシュ 2018
同じに見えるけど、よく見ると違う。間違い探しみたい。
ペルル・ド・バッカス 2015
名前からわかるとおり、バッカスから作られた泡。2015年から少し年月を経て、この色(色移っていないけど・汗)。味も深い。もしかしたら、ふらのワインは熟成に耐えうるしっかりしたワインではないのか、と思い始めたところ。
前菜盛り合わせ。
富良野産ピュアホワイトのパンナコッタ
下川町産フルーツトマトと山梨産サマーエンジェルとぶどうとモッツァレラチーズのサラダ仕立て
長崎産白ワインビネガーで軽くしめた鰺のカルパッチョ キウイソース
このね、パンナコッタがすごい!
という間に次のワイン。
ケルナー 2020
100%ケルナーのワイン。今度は見事なほどに色がない。おそらく、これも10年ぐらい置くと良い色になるのだろうなぁ。
おそらく、この間にリースリング2020があったはずなのだけれども、写真がない。日本ではリースリングの栽培は難しいそうで他のワイナリーではあまり作っていないのだけれども、富良野ではOK。2021の方がオススメで、富良野のワイナリーの売店に残っているかもー、とのことでした。
ふらのワインは原則富良野で買ってもらうことをモットーとしている。特にお土産用ではない、本気ワインは。
北海道産白かぶのスープ。
スープはスープでおなかを温めるために食べる。
ふらのワイン 40周年記念ワイン 2012
40周年記念ワインを50周年の年に飲む。なんて贅沢。
そして、なんて素敵な色! もはやオレンジワイン。
ぶどうはバッカスとケルナー。
お魚料理。
バレルふらの 2007
ぶどうはセイベル5279とケルナー。
またまたものすごい色。深い味わい。
ピノ・ノワール アシリフラヌイ 2020
新しいものはフレッシュな感じ。
お肉料理。
恵庭産放牧豚の白ワイン煮込み。
次のピノ。
ピノ・ノワール 2019
間違い探しみたいなんだけど。
シラー 2019
当然のことならが、ピノ・ノワールはピノ・ノワールから、シラーはシラーから。この多種多様なぶどうが栽培できるのも富良野という土地柄なのでしょうね。
ツヴァイゲルトレーベ 2015
先ほどのものよりぐーっと色が濃くなる。ということは、味もしっかりとガツンとくる赤ワイン。日本ワインの赤でこのがっつり感は珍しい。と思った。すばらしい。やはり長期熟成で魅力が花咲くワインなんだな。
なんとお肉料理2品。
浦臼産えぞ鹿肉のロースト。
私のお肉好きを知っていてくれているのか、お肉2品。ありがとう!
まだまだ続きますよ。
参加者の方からの差し入れ。多分、ツヴァイゲルトレーベの1998。
1998年って何していたっけ?
しかしこの深い味わい。日本でこんなワイン作っていたんだ。驚き。
ツヴァイゲルトレーベセニエ&アメリカンマチュアード 2007
酔っ払ってきてて味の表現はできません。
写真でみてもわかる深い赤。
ヌーベル アージュ 2007
ふらの2号、ツヴァイゲルトレーベ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローから作られた赤ワイン。ふらの2号?
そう、ふらの2号。ふらのオリジナルぶどう。
デザートにガトーショコラ。
写真ないけど、なんとここはアイスワインをあわせているという!
なんて幸せ。
と、ほぼ間違い探し状態のすんごいワイン会でした。
いつもいつもありがとうございます!
そして。
大好きなアイスワインをおかわりした上に、中身が少し残っている瓶をお土産にいただいてしまいました。
こうやってみると、一輪挿しとかに使えそうな瓶が色々ありますね。
瓶デザインもラベルデザインも、これが公務員の仕事なんて!?
アイスワインはぜひ現地で、ということなので、夏休みに買い物に行ってみます。ふらのワインの上級ラインは熟成に向く、ということですね。新発見。
今回も会を主催してくだったN様、ワインを用意していただいたS様、ありがとうございます。またよろしくお願いいたします!