Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

忘年ワイン会 - 世界で活躍する日本人醸造家(札幌・Food Craftory Amoir)

 いつもお世話になっているワイン会の忘年会。

 日程によっては諦めなければならないかと思っていましたが、なんともちょうど口頭試問の日になったので、勝手に打ち上げとなりました。

 

 今日のお題は世界で活躍する日本人醸造家。そう、日本人は世界中のあちこちで活躍されているのですよね。

 

 本日の会場。Food Craftory Amoirさん。

 見逃してしまうところだった。

 

 

 そして、忘年会のゲームとして、最初にブラインドだって。でも、とにかく語彙がないから、葡萄の種類も何もわからないから。思いつき大作戦??

 けど、この白ワイン。最初は葡萄の皮のような苦みが最後に残ったのだけど、温度があがってきたら、マイルドに。そして一皿目のゆり根の甘さによくあう。

 

 さて、乾杯は仲田晃司さんのフランス・ブルゴーニュの泡。

 口頭試問修了おめでとうございまーす!と、自分の都合で勝手にお祝い。

 

 

 一皿目。

 占冠:ゆり根 すり流し

 甘エビ 利尻昆布&鮪節

 

 

 器に目を奪われてしまいますが。ゆり根の甘さがまったり良い感じに。そして、ブラインドの白ワインがそれをまろやかに包む。素敵なマリアージュ

 

 二皿目。

 愛媛:縞鰺 あぶり焼き

    すだち 柑橘エキス ハーブ ライム

 

 

 さっぱりしていて食が進む。

 2つめの白ワイン。徳岡史子さんのドイツ・リースリングの白ワイン。

 

 

 さて、ここで三皿目はなんと。

 羅臼:真鱈白子 フリット

    じゃがバター あおさ海苔 旨味ナージュ

 

 

 このね、敷いてあるソースが本当に美味しくて。白子を崩しながら一緒に食べるのだけど。そういえば雲丹にも青さがあったはずで、海の物を美味しくしてくれるのかもしれない。

 

 次は佐藤圭史さんの南アフリカの白。葡萄の品種がシュナン・ブラン。お初にお目にかかかります。

 

 

 

 お次の一皿は。

 音更:根セロリ&ポワロー葱 ポタージュ

    赤海老 桜海老 シュリンプリゾット 海老エキス

 

 

 不思議な組み合わせ。でも、見事に調和。

 

 次はラドクリフ敦子さんのオーストラリアのシャルドネ。白。

 

 

 南アフリカとかオーストラリアとか。いわゆる第三世界ワイン。なんとなく日本人が活躍できそうな立ち位置に感じる。

 

 愛媛:真鯛 ムニエル

    幻味舞茸 発酵梅味噌クリーム いくら ヒメレモン

 

 

 このお皿の使い方がね。でかいお皿で真ん中にはのせないのは、おそらくシェフのこだわり。わからないけど。

 

 中野雄輝さんの宮城県ロゼワイン。微発泡の昼さがりワイン。

 ああ、これは典型的な昼下がりワイン。昼下がりの公園で美味しいパンを食べながら友達とおしゃべり。を演出してくれる。

 

 

 

 というところでメイン。鹿のグリエ。

 白糟:蝦夷鹿 グリエ

    ビーツ 梅 フランボワーズ トレヴィス 紫紫蘇 ピンクペッパー

 

 

 ピンクで決めてきました!

 それならば赤で。

 

 栗山明子さんのフランス・ブルゴーニュの赤。

 

 

 そして、百合草梨紗さんのフランス・ボルドーの赤。

 

 

 この鹿肉のグリエだとボルドーかなぁ。華やかなブルゴーニュとどっしりとしたボルドーと。両方とも特徴をよく表していたと思います。

 

 さて。ブライドワインの正体は。

 

 

 伊藤啓孝さんのフランス・ブルゴーニュの白。品種はアリゴテ。知りませんよ、アリゴテ。

 

 そして、なぜか「フランス」だけがあたってしまったことによって、プレゼントのワインもいただいてしまいました(汗)。

 こちらも日本人醸造家。三澤彩奈さんのグリド甲州。山梨の白ワイン。

 

 

 楽しすぎる時間は過ぎ去るのもはやい。

 

 最後はデザート。

 愛媛:岩城島 まどんなちゃん

    エルダーフラワー バニラ ミント

 

 

 お料理。ベースはフレンチなのかな、と思うのだけど、日本人が好みそうな絶妙な組み合わせと味付けが美味しかった。何かの時にまた遊びにきます。

 

 今夜もいっぱい飲みました。

 

 

 いや、ほんとに、D論口頭試問を修了した私のためにありがとうございます(嘘)。

 まったくたまたまなんですけど、なんかとってもうれしかった。

 

 今後もよろしくお願いします。