留萌線が2023年3月末で留萌-石狩沼田が廃線となることを伺い。なんとか一度乗りたいと切望しておりました。私は2018年の胆振東部地震の時に北海道にいたのですが、ちょうど増毛、留萌、小平を旅行して、帰りは留萌線に乗るはずが台風で運休。なんかご縁を感じていて、どうしてもリベンジしたかった路線なんです。
それで、スケジュールをにらめっこして、会議やミーティングの入らない日を見つけて、留萌線の旅、実行!
降りたところでじゃーん。留萌線が待っていてくれます。とりあえずパチリ。
印象としては、岩手と秋田を結ぶ花輪線に近い感じがします。山もかなり登ってますね。この路線を敷いた方々、大変だったんだろうなぁ。
留萌駅。
1回目は日帰りだったので、ここからバスで増毛の方へ。
リサーチ不足でオーベルジュ増毛でお風呂に入っていましたが、同じバス路線で行ける増毛駅跡と國稀の酒蔵見学が良さそうです。
なんかごはんを食べ損ねてしまったので。
留萌駅前市場に入っている鈴木かまぼこ店でかまぼこを。
注文するとその場で揚げてくれるので、揚げたての熱々のかまぼこが楽しめます。
とりあえずこの日はここからまた留萌線。
1回目メモ:
さて。とりあえず「乗る」という要求は満たせて満足していたのですが。よくよく考えてみたら、以前から行きたいと思っていた豊富温泉に行くのに使えるのでは?と思いつき。
留萌線最終日の3月31日に決行。
というわけで、2回目の留萌線。
最終日は晴天に恵まれ。
全国から留萌駅を惜しむ人たちが集まってきていました。
という私は、帰りは留萌線には乗らず、ここから路線バスでオロロンラインをひたすら北上。あまりにも海と道路が近くて、津波来たらどうしようかと心配になる元・岩手県人。
ただひたすら路線バスに乗り、途中のバスの営業所さんでトイレもお借りして。
目的地は豊富温泉。なんでもオイルが含まれているとかで、とてもお肌に良いんだそうです。楽しみ。
とはいえ。「地の果てまできちゃった」感満載(笑)。
今回お世話になったのが川島旅館さん。
一人用の安いプランを利用しました。けど、大満足。
お部屋はシンプル。トイレは外にあります。まぁ、お安いプランなので、一人で湯治目的ならこれで十分。
ウェルカムティーに梅干し付き。うれしいサービス。
なんかこういったちょっとしたサービスが充実していました。
温泉は中湯と露天とがあって、熱すぎないお湯はずっと浸かっていられそう。私は温泉行くなら泉質が最重要項目なので、確かにこのお湯は良いです。
さあごはん。
ビールにサラダにサーモン漬け。ビールまでが含まれています。
あんかけ豆腐。
カレイの煮付け。
牛肉玉子。
ごはんとスープ。
ヨーグルトのお酒を追加して。
デザート。
目新しさのあるごちそうではありませんが、ストンと胃に落ちる美味しいお食事。これはうれしいかも。
旅館には猫ちゃんがいます。
気が向いたらしくて、かなり遊んでくれました。わーい。
実はサービスチケットでルームサービスが使えたので、お部屋でもビール。
そのあと温泉。気持ちよい温泉でした。
さて。朝。ちょっとした事件がありました(笑)。
男女別のお風呂なのですが、夜中に男女が入れ替わるです。ですが、寝ぼけていた私は男風呂(昨夜までは女風呂)に突入。誰もいなかったので、そのままのんびり浸かっておりました。
出る間際にどなたかいらして。でも、終わりだったので、そのままするーっと上がって。そこから男風呂に入っていたことに気がつく。
ごめんなさい、見たくもないものを見せられて、セクハラですね。申し訳ないです。
朝ごはん。
この豊富という土地は豊かな土地なのだろう。畑作には寒すぎるので、酪農がメインだとのこと。丁寧に作られたおかずと。
なんとバターバーが!
バターを好きにとって、パンやごはんと一緒に楽しむことができます。
このバターが美味しかったので、お土産にゲット。
快適な滞在でした。
帰りは、当初は電車を予定していたのですが、夕方からの用事に間に合わせるために高速バスの特急はぼろ号で。宿からバス停がすぐなので、利用しやすいです。
しかし、まぁ、ひたすら乗り物に乗っていたような。豊富温泉はもっとゆっくりと時間をとって湯治したい場所です。また来ますね!
2回目メモ:
行き:
札幌10:00→深川11:05 JR特急ライラック11号・旭川行
深川11:10→留萌12:07
留萌駅前 12:40 → 豊富温泉 16:21
帰り:
特急はぼろ号 豊富温泉 10:41 → 札幌 15:45