Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

お食事処 大むら(盛岡)

 私が盛岡に来た頃にお世話になった方々にお誘いを受けて、盛岡の名店「大むら」さんへ。みなさん、もう70半ばを超えていらっしゃるけど、元気そうでよかった。

 

 外見はちょっとした料亭風。まわりはビルになりつつあるけれども、昔ながらの女将の気遣いと丁寧な料理が名物。1階はカウンターとテーブル、2階は個室座敷です。カウンターがあるので、一人でぷらっと食事に来ることもできるけれども、ちょっと一見さんには入りにくいかな。

 

 アルバイトさんは岩大の学生が多いです(笑)。でも、ここは女将がしっかりしているので、バイト先としてはいいと思います。しつけが行き届いていて、気持ちいい。 

 

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 お誕生日weekだったこともあって、ちょっと贅沢を。私専用「酵母の泡」で乾杯。

 

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 お通し。お魚(鯖?)を揚げてマリネしたもの。

 

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 女将のサービス。揚げ出し豆腐。今回のメンバーは超・常連さんが含まれていたけれども、そうでなくても、「これ、女将から」とサービスの品を出してくれることがあります。やっぱりうれしいよね、そういうの。

 

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 山菜の天麩羅。さくさくっと揚げたて天麩羅。ふきのとう(ばっけ)、こしあぶら、姫竹、たらの芽など4~5種類あったと思う。天つゆは一人一つサーブされる。

 

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 初鰹。鰹専用の濃いめのたれも一人一皿提供される。

 

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 姫竹のあぶり焼き。かなり大きくなっていたので、もうシーズン終わりかな。雪解けからGWくらいまでの季節限定。

 

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 ああ、もう春満喫ですよ。北東北の春の味覚満載。目新しい特別さは何もないけれども、丁寧な作りのお料理がたまらないです。

 

 北東北の初夏の味覚。ほや。のお刺身。

 この10年で、本当に盛岡でいただけるほやのレベルが高くなりました。輸送の進化によってもたらされた贅沢。ほや。新鮮なほやは苦みも渋みもないですよ。お醤油もいらない。海水の味で楽しめます。

 

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 食後にオレンジとお茶。これを自然に出してくれるのが「大むら」の女将。

 

 

 乾杯にビールいただいて(私は酵母の泡を1本占有)、その後、日本酒などを楽しみながら、4人で上記料理をいただいて、一人4,000円ちょっと。かな。メンバーの平均年齢が高いので、それほど飲み食いしなかったというのもあるけれども。

 

 でも、料亭風のお座敷で丁寧な接客で楽しめて、このお値段ならお得ですよね。目新しさはないかもしれないけれども、安定のおいしさ。女将も素敵な方だし、また来ちゃいますよ。よろしくお願いします。

 

お食事処 大むら
盛岡市大通1-8-16
TEL:019-653-4402
営業時間:17:00~23:00(LO22:30)
※日曜日お休み