Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

北海道 塩狩峠

 今回、宗谷本線を選んだ理由の1つがここ。塩狩峠。ここに塩狩ヒュッテといういい感じのユースホステルがあって。ここに泊まってみたいなぁ、と思っていたのです。

 

 稚内駅はきれいになっており。線路がここまで延びています。日本最北端の線路。風で雪が吹き飛ばされていて見ることができました。

 

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 鉄道では間違いなく日本最北端。

 

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 これに乗って、まずは名寄まで行きます。車内には同好の士らしき方々でそこそこ埋まっています(笑)。

 

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 幌延駅で特急待ち合わせ。特急が遅れているので、ここでトイレと飲み物購入。

 

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 しかし、今回、最も上達したのは自撮りの技術ではないだろうか(笑)。雪の反射効果でお肌もきれいに写る。

 

 途中、なかなかの大雪で、よくこんな雪の中を走っているなあ、と感心しきり。雪の大変さって、都会育ちにはわからないし、私も本当のところはわからないけれども、実際に自分の目で見て体感してみると、北国で鉄道を維持することの大変さが感じられる気がします。これだけはどうしても九州のようにはいかないよね。

 

 この普通列車は名寄まで。旭川に向かう場合には、ここで快速に乗り換えができるんだけど、今回の目的地の塩狩には快速が止まらない。ので、ここで待ち時間発生。

 

 マイナス7度ぐらい。風はそんなに強くないです。

 しかし、大人の休日倶楽部ミドルデビュー直前とは思えない写り(笑)。

 

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 きたぞ。

 

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 このあたりは16時を過ぎるとどんどん暗くなります。雪もしんしんと降り積もる。

 

 すっかり暗くなって。到着、塩狩駅です。

 

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 和寒は里で人も住んでいる感じがあるのだけど、そこからぐいぐいと森の中を登っていって、何もないところに駅。だけど、除雪の拠点らしく、駅に人はいました。とてもくつろいだ格好になっていて(笑)、明日の早朝に出番なのかな。

 

 ここから徒歩3分といっても、はじめての場所で暗くて雪が積もっている中の3分はちょっと怖い。荷物で雪をラッセルしながら、宿に到着。

 

 夕食付きです。うれしい、誰かが作ってくれた家庭料理は、私にとっては一番のごちそう。

 

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 カボチャと鶏肉のシチュー。鶏肉もごろごろ入っています。

 

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 食事後、同宿の方と宿の女将さんとお話。女将さん、大阪出身でこちらにきて8年ぐらいらしくて、雪国ライフについて盛り上がる。同宿の方は、そう、鉄道に詳しい方々で、色々教えていただきました。次は網走を目指します(笑)。

 

 1人で来られている方々は常連さんみたいで。でも、家庭料理の夕食が食べられて、女将さんがお話に付き合ってくれるのなら、一人旅の方ならこそ、ここに泊まりたくなるかもしれません。

 ちなみに、私は個室を選びましたが、ドミトリーもあって、そちらだとかなり安くすみます。個室はトイレと洗面台がついていて、お風呂は共用です。十分。

 

 朝の5時4分にラッセル車がとおるときいて、スタンバイ。といっても部屋の中から。暗くて写真にはうまく納められなかったけど。

 

 次に始発。この雪の中を定時運行。どんな努力がされているのだろうか。

 

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 ここ塩狩峠は、三浦綾子さんの「塩狩峠」の舞台となったところ。もともと「塩狩峠」も実在の出来事をベースにしているので、そういう場所なんです。雪深く。のぼり坂で。確かに事故が起こってもおかしくない。

 

 今回の旅のお供が「塩狩峠」。行きの特急サロベツの中で読んでいて、最後に近くなったところでラストを想像して涙が出てきたので、一端閉じて。ホテルに着いてから、最後、泣きながら読み終わりました。

 

 あの内容が、ここで深く自分の中に落ちたような気がします。やっぱり冬に来て良かった。

 

 朝も早めに出してもらいました。ここにごはんとお味噌汁。ごはん、おいしい。

 

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 さて、帰ります。

 

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 大人の休日倶楽部デビューができたら、また電車に乗ってこよう。よろしくお願いします。

 

shiokari.info