三陸山田のかき小屋。ずーっとずーっと行ってみたかったんです。
最寄りの駅は三陸鉄道の「岩手船越」駅。本州でもっとも東にある駅です。
ここから少し歩くと、鯨と海の科学館が。ここの鯨は見応えあるのですが、津波からは復活したものの、台風の影響で電気系統に被害が出てしまい、現在、閉館中。中の展示物は大丈夫なんだけど、冷暖房の目処が立っていないんだそうだ。
さて。かき小屋。以前から目にするたびに「行きたい!」と思っていたのですが、事前予約制がなかなかハードル高く。今回は、事前に準備して初かき小屋に成功。
前にバスツアーの団体さんがいらしたので、14時からを予約しました。
席に着くと。テーブルの真ん中になんだこれ。
そう、この中で牡蠣が蒸し焼きにされています。
オープン! どりゃ~!
蒸された牡蠣がごろごろ。ちなみに、40分コースの40分は、この開けた瞬間からカウントされます。
山田の牡蠣小屋の特徴は、1テーブルに一人の牡蠣剥き担当のおばちゃんがついてくれること。これがすばらしい。他にもっと安いかき小屋もあるかもしれないけど、牡蠣を剥くのはかなりの重労働なので、担当がつくなんて最高!!!
また、地元の方なので、おしゃべりも楽しい。
ということで、おばちゃんが剥いてくれた牡蠣がどんどん目の前に並べられます。
朝とれ牡蠣の蒸したてはぷっくりぷりぷり。
調味料もなーんもいらないです。海の塩味で十分。
とはいえ、10牡蠣を超えるぐらいから味変に挑戦。お醤油や一味唐辛子、ポン酢などをかけて食べてみます。一味唐辛子がなかなかよい仕事をしてくれます。お店の人につくってもらった、胡麻油とお酢を混ぜたのもよかった。
食べる量をみて、なくなる頃に次の牡蠣を蒸します。これが牡蠣蒸し時間10分と言われるもの。この間に氷結を買い足し。そうそう、受付のところでビールやチューハイを買うことができます。一応、持ち込みは禁止。
ワカモノと一緒だったので、食べる食べる。時間を見ながら、12牡蠣ほどを3回目で蒸して、ぴったり時間内に食べきりました。おなかいっぱい。
食べた牡蠣の殻は下のバケツに直行。たぶん、30牡蠣/一人ぐらい食べてるな。
最後の3牡蠣はいらなかったかも、と思うぐらい、40分、ちょうどよい時間です。次から次へと牡蠣もでてくるし、まさに「わんこ牡蠣」。おもしろかったです。
なお、牡蠣が苦手な方には、事前に連絡しておくと別メニューを用意してくれます。
アワビとかホタテとか有頭エビとか高級食材がぎっしり。
満足です。これは楽しいです。
場所がかなり不便ですが、ぜひぜひ。