Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

グラスフェッドの牛肉 by filo(盛岡)

 うちにも草食動物がいて、それなりに長いので、草食さんの食生活は気になります。その中で、「うさぎフードを与えるかどうか」というのがあります。

 

 長女のぷりんは、ほぼお野菜と乾燥牧草で育てましたが、残念ながら5歳直前でお月様に帰ることに。

 

 次女のすずらんは、当初はうさぎフードと乾燥牧草しか食べず、もうお野菜はだめなのかと思ったところ、盛岡に来てりんごのおいしさに目覚め、ほぼりんごのために10歳まで長生きをしました。りんごジュースさえあれば、お薬でもなんでも飲んでくれるのでありがたかったです。しかし、りんごジュースはストレート限定。濃縮還元はダメだそうです。

 

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 実物はかわいかったのに、写真だとどうもね。

 

 三女のなずなは、うさぎフードと乾燥牧草とお野菜。この子は当初からバランスよくこれらを食べていて、ちょっと手を抜いてにんじんに偏っていたら胃腸うっ滞。体調崩される方が大変なので、今は毎日葉っぱ類とたまにリンゴジュースを用意しています。

 葉っぱは上部しか食べない。害獣だ。

 

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 ちなみに、最近、うさぎフードにも「グルテンフリー」のものが出てきました。さすがアメリカ。今のうさぎフードがなくなったら、なずなさんのフードをシニア用のグルテンフリーに変えようと思っています。

 


 という今日のランチは、「グラスフェッドの牛肉」なのです。

 

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 「グラスフェッド」とは、牧草のみを食べて育つこと。最近は「グラスフェッドバター」というのが密かにはやっていますが、「グラスフェッドバター」は「牧草のみを食べて育った牛さんからのミルクで作られたバター」を指します。「牧草のみを食べる」牛さんは、広い牧場に放牧されて育っていて(放牧して自由に草を食べててもらわないと大変すぎる)、いかにも健康そう。ちなみに、うちのうさぎさんたちも放牧されて育っています。まさに「ウサギ小屋」ですね。

 

 岩手県ではいくつかの牧場で行われているようですが、今日のお肉は岩手町の菊池牧場さんのホルスタイン。サーロインとフィレをいただきました。(すみません、実は2回いただいております。)

 

 火入れも完璧、柔らかい赤身のお肉は、しっかり味はあるのだけれども同時にさっぱりとしていて、後味に脂が残ることがありません。すんなりとおなかの中に吸い込まれていきます。実はfiloさんのランチは前菜の盛り合わせもパスタも結構しっかりしていてそれだけで満足しちゃうぐらいなのに、そこからお肉ですから。中途半端な脂っぽいお肉ではおなかに入りません。それがするするっっと。

 

 ちなみに、ランチコースの前菜一例。県産の食材をいろいろと。

 

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 パスタ一例。3種類の中から選ぶことができます。これは牡蠣のパスタかな。

 

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 焼く前の「もの」も見せていただきました。サーロインのところです。

 素人のイメージとまったく違っていて、ラップかけて冷蔵庫にいれて保存するいつものお肉とは全く違っていました。これがあんなにジューシーでやわらかいステーキになるんだっ!

 

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 このお肉の処理というのも興味深いです。お肉をいただくということは命をいただくことなので、一回一回最高においしくいただく努力をする義務が、食べる側には必要だと思っています。いや、私が努力しているわけではないのですが、努力されているお店でいただきたいと思っています。

 

 

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