Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

夏・ラム酒を味わう (ななしの庵・盛岡)

 私はた~まに中南米に旅をすることがあるので、おうちにお土産で買ってきたラム酒があったりします。もったいないので、それらを味わおうと「ラム酒飲むから~」とななしの庵さんに無茶ぶり。最高の対応をしていただきました。ありがとうございます。

 

 このご時世、なかなか「○○の会」は開催できないんですが、気の合う仲間うちだけ、ということで。

 

 今日のラム酒はエルドラド15年。南米ガイアナのお酒です。

 

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 日本人で「ガイアナ」なんて知っている人はほとんどいないだろうに、ガイアナを走っている車の9割以上が日本車だし、「エルドラド12年」は日本のバーでそこそこの頻度でお見かけするし。不思議な縁。

 

 記事はこちら。2014年か、ずいぶん前なんだな。

riechan.hatenablog.com


 さて。

 

 最初の一品から驚きの味。桃にラベンダーオイル。燻製した塩。桃の甘さにほのかにラベンダーのオイルがまとわり、なめらかに口の中に滑り込む。んだところで、燻製の塩がアクセント。

 

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鯛とトマトとズッキーニ。下になれすしとヨーグルトのソース。

 

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 盛岡のお野菜は味が濃い。しかし、この白い方のズッキーニの味が予想外。緑の方はまぁズッキーニの味なんだけど、白の方は、ホクホクした感じがある。パリパリの鯛に発酵ソースが味わいを追加。

 

 

 オクラとあわびのすりながし。キュウリで。すりながしって、本当に贅沢なお料理です。アワビがやわらかい。

 

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 マルサラ酒に漬けた干し柿とキノコと香ばしく煎ったばかりのクルミ。今回のラム酒も15年ものなので、「年月のたった」食べ物をお互いに引き立てあう。年月の流れが引き出す味わいをじっくり。

 

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 南部かしわのつくね。アミタケとともに。しみ出してくる油が透明で香りがよい。味もまったり。

 

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 あはー。うにー。ジンのジュレとなすのソースの上に。

 

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 ジンのジュレだってー。どうしてそんなことを思いつくのだろうー。爽やかな苦みを添えて。

 

 

 カリカリにあぶった干し肉とクルミのキャラメル。
 サーモンの生ハムとスイカ。あまく煮付けたもの。

 

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 これは現地のラム酒のおつまみに近いですね。干し肉をカリカリにあぶった、いや、現地だと油で揚げてるな。年配者にはあぶるぐらいで十分です。

 

 

 穴子。ふわふわの穴子に甘辛いソースがよくからまって。

 

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 いわて短角牛しんたまの炭火焼き。和牛の中でも1%ぐらいしか流通していない短角牛。赤身のしっかりしたお肉。火入れに工夫をしていて、オーブンとかはないけれども、そのかわり、炭火でじっくり。お塩をつけていただきます。噛んでも噛んでも味がでてくる。

 

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 ハツタケのリゾット。うふふ。もうハツタケ。

 

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 おかわりもして、おなかいっぱいに。ハツタケ。今年は出が早いので、逆に不作なのではないかと心配されています。

 


 デザート。昔アイス。と勝手に命名

 

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 卵から作られたシャリシャリとしていてほんのり甘い、昔、母親が冷蔵庫で作っていたアイスに似ている。濃厚でなめらかな今どきアイスではなく、昔アイス。大好き。

 

 これにはヴァナタリンを。上からかけていただきます。

 

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 ヴァナタリンはエストニアのお酒。ジャマイカのホワイトラムにバニラ、オレンジ、シナモンなどを漬け込んでエストニア産の樽で熟成させたものです。同僚から「お好きだと思いますよ」とお届けされたのがきかっけ。甘いので、おうちで寝る前に一口用にと何本か購入したのだけど、最近は手に入りません(涙)。

 


 気仙茶。こちらも昔お茶。気仙沼地方で栽培している、昔ながらのお茶の葉っぱ。

 

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 かなりの無茶ぶりだったんですが、予想以上のご回答。ありがとうございます。
 

 いろいろと落ち着かない世の中ですが、できる範囲で楽しくいきましょうね。

 

 

 ななしの庵さん。さすがに一人では行けないので、お付き合いいただける方、常に募集中(笑)。おごれませんが。

 

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