Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

日本酒の会 Due Mani & ななしの庵 (盛岡)

 今夜はイタリアンとナチュールワインのDueManiさんでの日本酒の会。日本酒のセレクションとサーブはななしの庵の石川さん。私のガチの好み同士のコラボという至福。

 打合せが長引いて乾杯に間に合わないかも!と思いましたが、なんとかセーフ。店内、女子率がひじょーに高い(笑)。

 

 さて。乾杯は日本酒で。竹鶴の常温。

 

 

 
 前菜の盛り合わせ
 ・新生姜とリコッタチーズのヌーディ
 ・山地酪農さんのクリームチーズ「白仙」白桃とラベンダーのジャム添え
 ・切り干し雉頭大根とドライトマトのサラダ
 ・山形村短角牛レバームースのクロスティー

 

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 いつもなら控えめにいただくパンを積極的にいただいたりして。

 

 日本酒がおもしろい。同じお酒だけど、最初は常温。次は30度まで燗したものを20度に下げたもの。30度のぬる燗。50度の熱燗。ボタニカルブランデーを垂らしたもの。キンキンに冷やしたもの。これは、お酒の扱いにたけた石川さんがその場に「いる」からの贅沢。

 

 酒は純米・燗ならなお良し。
 声に出して読んでみましょう。

 

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 ニョッキ 菊芋とゴルゴンゾーラのソース


 濁りのある日本酒とチーズの風味がよい感じにマリアージュ南部美人さんのお酒と合わせていただきます。

 

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 鳥取の幻の酒米「強力」(その中でも昔の栽培方法で栽培された「先祖帰り強力」)を使ったお酒「強力」。少し色のついたお酒をいただいたときに土の気配を感じました。かっこよく言うと、「テロワールを感じ取れる日本酒」。ナチュールワインも同様に土の香りがしたりするのですが、なるほど。ワインも日本酒も同じ醸造酒だもんね。

 


 燗にするとまた印象が違ってきます。少し温めることで、今度はこの「テロワール(土)感」がマイルドに。おもしろい。ナチュールワインも温めてみるとそうなるのかしらん。

 


 山田産カキとゴボウのリゾット

 

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 ふっくりぷりぷりのカキとごぼうが「強力」の土の気配によく合うこと。

 

 石川さんがいろいろな温度に燗をしたり、冷やしておいたりした日本酒をがんがんいただきます。やわらぎ水は鉄瓶で沸かした白湯。やさしい味わい。話もいろいろ盛り上がります。

 

 

 亜麻豚バラ肉のソテー ハバネロ風味の金美人参のソース

 柔らかく臭みのない豚肉をほくほくと。バラ肉だから脂もあるはずなんですが、まったく脂っぽくなく。さらにこの金美人参。人参臭さがまったくなくて、たぶん、ニンジン嫌いのお子さんでも食べられると思う。おいしい。

 

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 あっという間に最後。デザート。

 干し柿のシロップ煮 ヴェッキオサンペーリ風味のセミフレッド添え

 

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 ああ、幸せ。


 今回の会、日本酒会としては日本酒の「種類」はそんなに多くはありません。素人の集まりの日本酒会でも、もーっと種類の多い日本酒会はどこにでもあるでしょう。だけど。石川さんがいることで。最初は常温。次は30度まで燗したものを20度に下げたもの。30度のぬる燗。50度の熱燗。ボタニカルブランデーを垂らしたもの。キンキンに冷やしたもの。と、同じお酒でも様々なポテンシャルを秘めていることを体験させてくれる。これが「会」を開く、そして参加する醍醐味なんでしょうね。

 

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 また、熟成酒のシンカメや幻の酒米強力の強力など、個性豊かなお酒だから、石川さんの腕前によって味が七変化を遂げている。本当にこの場にいられてよかった。ちなみに、シンカメの熟成酒は、シェフのおざわさんの秘蔵酒だったそうで(笑)。

 

 ちょっと食べすぎ飲みすぎでしたが、次の日に予定のない金曜日だったので、本気で酔っぱらいました。これで会費6000円なんて、ありがとうございます。次回もぜひぜひ参加させてくださーい!

 

 

 

duemani.main.jp

www.mass-entame.jp

 

とおの屋【要】佐々木要太郎 × filo 中村昌  コラボレーションディナー (盛岡)

とおの屋【要】佐々木要太郎 × filo 中村昌
コラボレーションディナー

 

乾杯は泡。
1987ブルーノ・パイアール シャンパーニュ

 

最初に。

海の生キャラメル

外側はまつもを焼いてある、中は海を凝縮。たしかタコと牡蠣とだと思うのだけど、キャラメルという通り、やわらかいです。

 

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シャンパンのおかわりをもらっているくせに。次はどぶろく

とぶろく・水もと2年熟成

 

にあわせてこちら。

短角牛・自家製塩ウニタルタル
なまふのムニエル

なまふは山芋をすってまとめて焼いたような印象を受けました。好きだな、この味、

 

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次は白ワイン。

カンテ・カッパ・チ・シャルドネ

 

白ワインにあわせて、まるでケーキみたい!

ほうじ茶生地のタルトレット
根セロリのムース、猪のハム、トリュフ

 

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引き続き、白ワインでパスタに。
見た目的には餃子(笑)。味わいは海のかおり。

牡蠣とホロホロ鳥
アニョロッティ・ダル・プリン

 

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さて。次はどぶろく

どぶろく・お燗・生酛

 

そして。

鱈菊糠漬け

 

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どうしましょう。鱈菊は糠につけることで、あの独特の濃厚さがまろやかに昇華するんだ。出汁がよい仕事をしています、するすと体に吸い込まれていって、なんてことだ!

 

さて。お次はナチュールのオレンジワイン。独特の土のかおりがする。

ヴィーノ・デル・ポッジョ・ビアンコ

 

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あわせて、春の香り。

鳴門のボラのパイ包み焼き
ばっけのベアルネーズソース

パイのぱりぱりとソースが絶品。

 

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さらに。ぱくっと一口。口中にあふれる海の香り。

タコの塩辛
佐々木要太郎無農薬無肥料栽培
しわしわりんご

 

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楽しい時間はあっという間。ワインは赤。

ラティオ・デッラ・チェッレータ

 

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お肉料理です。なんと、同行の方が馬肉が苦手ということで、馬肉をいただいしまう。歯ごたえはあるけれどもやわらかくて、おいしい。


遠野産馬肉肩ロースのロースト

遠野産名もなき親ブタ60日熟成

 

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ワイン、おかわりしているし。

実は、ソフトドリンクも魅了的なラインナップだったので、いただいていました。
食べるの遅いくせに、飲むものはしっかり飲む。

 


最後のデザート。ロールキャベツにしか見えない。

金柑のストゥルーデルと
甘酒のジェラード

 

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甘酒のジェラード。甘すぎなくておいしい。
最後はコーヒーで。このカップ、好き。

 

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会費がちょっと高くて(2万円)一瞬躊躇したのだけど、岩手県を代表する若きシェフのコラボの瞬間に立ち会えたのは、これは価値がありました。

すごいなぁ。若き才能って、見ているだけで楽しくて幸せな気分になる。

 

また、ご一緒いただいた方々もすばらしい方々で、楽しい時間を過ごせました。ありがとうございなす。

 

また、素敵なイベントを計画してくださいね。よろしくお願いします。

 

 

とおの屋 要

http://tonoya-yo.com/

 

filo

https://filo-morioka.com/

 

アルケミエと真冬のエッセンス (盛岡・ななしの庵)

 ななしの庵さんのアルケミエの会。今、一番優先順位が高く(笑)、事前にお願いして連絡いただいて即申し込み。

 

  前回も楽しみでたまらなくて、やっぱり楽しくて、今回も楽しみでたまらないです。

 

riechan.hatenablog.com

 

 ずらっと並ぶアルケミエのジンとアブサン。前回より少し増えていて、23種類かな?

 

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 酔っぱらってしまわないように、すべてのジンを飲もうなんて考えず、まずは前回になかったものからいただくことにします。

 

 ホワイtアスパラがゼリーよせされた前菜。ホワイトアスパラ、やわらかい。

 

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 ゆり根の中にみそ豆腐をいれて揚げたものと金柑をキュラソーで煮たもの。たぶん。

 

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 実は、今回、キュラソーの魅力に。オランダ領でカリブ海にあるキュラソー島は、訪問候補島の1つで、世界遺産の街並みがかわいらしい島。行ってみたい。このキュラソー、本当に料理によくあいます。

 

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 ホタテの貝柱はピーチジンとともに。

 

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 イカとホタテ。肝ソース。イカって包丁さばきなんだね。包丁のうまい方に料理してもらうと、本当においしいんだ。

 

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 カカオのジン。ほんのりチョコ風味。

 

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 これは柳はっととキノコやニンニクや生ハムを一緒に炒めた「パスタ」。のイメージ。はっとの歯ごたえがいいね。ニンニク入りなので、上のカカオのジンで。

 

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 ふっくらぷりぷりカキ。いぶりがっこ出汁にこんがりマイタケ。

 

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 次はメインなんだと。そろそろ。酔っぱらってしまう前に。いくぞ。

 アブサン。薄荷のアブサン。香りだけでいけてしまいそう(笑)。

 

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 アブサンは強いお酒(58度ぐらい)なので、メインのお肉とあわせてみました。ああ、おいしい。お肉もおいしいし、アブサンもおいしい。

 

 お肉の付け合わせ(塩とかわさびとか)でいける。うん。

 

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 グリーンアブサン。ほんと、脳みそクリアになるような素敵なお味。ええ、58%。要注意。

 

 野田塩追加。塩でアブサン

 

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 この会に参加されるような方々なので、みなさん、おいしいお酒には貪欲。追加で、「午後の死」というカクテルをいただくことになりました。

 

 「午後の死」は、ヘミングウェイ由来のカクテルで、アブサンシャンパンで割るという。アブサン58%。シャンパンだってそれなりの度数。悪魔の飲み物っぽい雰囲気。

 

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 というカクテルなんですが、なんと、飲みやすい!

 ぐびぐびいけてしまいそうな口当たり。

 これはやばすぎです。

 

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 デザート。よくわからないけど、おいしい。

 

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 さらに、作り手が引退しちゃって幻のお酒になりつつあるお酒を。参加者の方からの差し入れだと。

 

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 最後はアブサンの水割りを。野田塩をなめながら。

 

 

 いつもながら素敵な時間をありがとうございます。たっぷり3時間以上、楽しくいただきました。ななしの石川さん、そして、一緒に時間を過ごしていただいた参加者の方々、ありがとうございます。

 

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 アブサン。とってもとーっても気に入りました。香りだけでもすばらしい。自分の研究室において、常に香りをかぎたいくらい。というぐらいなので、で、58%なので、自分では買わないようにしよう、うん。

 

http://www.mass-entame.jp/contents/category/nanashi/

山田かき小屋 (岩手県・山田町)

 三陸山田のかき小屋。ずーっとずーっと行ってみたかったんです。

 

 最寄りの駅は三陸鉄道の「岩手船越」駅。本州でもっとも東にある駅です。

 

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 ここから少し歩くと、鯨と海の科学館が。ここの鯨は見応えあるのですが、津波からは復活したものの、台風の影響で電気系統に被害が出てしまい、現在、閉館中。中の展示物は大丈夫なんだけど、冷暖房の目処が立っていないんだそうだ。

 

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 さて。かき小屋。以前から目にするたびに「行きたい!」と思っていたのですが、事前予約制がなかなかハードル高く。今回は、事前に準備して初かき小屋に成功。

 前にバスツアーの団体さんがいらしたので、14時からを予約しました。

 

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 席に着くと。テーブルの真ん中になんだこれ。

 

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 そう、この中で牡蠣が蒸し焼きにされています。

 オープン! どりゃ~!

 

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 蒸された牡蠣がごろごろ。ちなみに、40分コースの40分は、この開けた瞬間からカウントされます。

 

 山田の牡蠣小屋の特徴は、1テーブルに一人の牡蠣剥き担当のおばちゃんがついてくれること。これがすばらしい。他にもっと安いかき小屋もあるかもしれないけど、牡蠣を剥くのはかなりの重労働なので、担当がつくなんて最高!!!

 

 また、地元の方なので、おしゃべりも楽しい。

 

 ということで、おばちゃんが剥いてくれた牡蠣がどんどん目の前に並べられます。

 

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 朝とれ牡蠣の蒸したてはぷっくりぷりぷり。

 調味料もなーんもいらないです。海の塩味で十分。

 

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 とはいえ、10牡蠣を超えるぐらいから味変に挑戦。お醤油や一味唐辛子、ポン酢などをかけて食べてみます。一味唐辛子がなかなかよい仕事をしてくれます。お店の人につくってもらった、胡麻油とお酢を混ぜたのもよかった。

 

 食べる量をみて、なくなる頃に次の牡蠣を蒸します。これが牡蠣蒸し時間10分と言われるもの。この間に氷結を買い足し。そうそう、受付のところでビールやチューハイを買うことができます。一応、持ち込みは禁止。

 

 ワカモノと一緒だったので、食べる食べる。時間を見ながら、12牡蠣ほどを3回目で蒸して、ぴったり時間内に食べきりました。おなかいっぱい。

 

 食べた牡蠣の殻は下のバケツに直行。たぶん、30牡蠣/一人ぐらい食べてるな。

 

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 最後の3牡蠣はいらなかったかも、と思うぐらい、40分、ちょうどよい時間です。次から次へと牡蠣もでてくるし、まさに「わんこ牡蠣」。おもしろかったです。

 

 なお、牡蠣が苦手な方には、事前に連絡しておくと別メニューを用意してくれます。

 

 アワビとかホタテとか有頭エビとか高級食材がぎっしり。

 

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 満足です。これは楽しいです。

 場所がかなり不便ですが、ぜひぜひ。

 

www.yamada-kankou.jp

北海道 塩狩峠

 今回、宗谷本線を選んだ理由の1つがここ。塩狩峠。ここに塩狩ヒュッテといういい感じのユースホステルがあって。ここに泊まってみたいなぁ、と思っていたのです。

 

 稚内駅はきれいになっており。線路がここまで延びています。日本最北端の線路。風で雪が吹き飛ばされていて見ることができました。

 

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 鉄道では間違いなく日本最北端。

 

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 これに乗って、まずは名寄まで行きます。車内には同好の士らしき方々でそこそこ埋まっています(笑)。

 

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 幌延駅で特急待ち合わせ。特急が遅れているので、ここでトイレと飲み物購入。

 

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 しかし、今回、最も上達したのは自撮りの技術ではないだろうか(笑)。雪の反射効果でお肌もきれいに写る。

 

 途中、なかなかの大雪で、よくこんな雪の中を走っているなあ、と感心しきり。雪の大変さって、都会育ちにはわからないし、私も本当のところはわからないけれども、実際に自分の目で見て体感してみると、北国で鉄道を維持することの大変さが感じられる気がします。これだけはどうしても九州のようにはいかないよね。

 

 この普通列車は名寄まで。旭川に向かう場合には、ここで快速に乗り換えができるんだけど、今回の目的地の塩狩には快速が止まらない。ので、ここで待ち時間発生。

 

 マイナス7度ぐらい。風はそんなに強くないです。

 しかし、大人の休日倶楽部ミドルデビュー直前とは思えない写り(笑)。

 

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 きたぞ。

 

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 このあたりは16時を過ぎるとどんどん暗くなります。雪もしんしんと降り積もる。

 

 すっかり暗くなって。到着、塩狩駅です。

 

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 和寒は里で人も住んでいる感じがあるのだけど、そこからぐいぐいと森の中を登っていって、何もないところに駅。だけど、除雪の拠点らしく、駅に人はいました。とてもくつろいだ格好になっていて(笑)、明日の早朝に出番なのかな。

 

 ここから徒歩3分といっても、はじめての場所で暗くて雪が積もっている中の3分はちょっと怖い。荷物で雪をラッセルしながら、宿に到着。

 

 夕食付きです。うれしい、誰かが作ってくれた家庭料理は、私にとっては一番のごちそう。

 

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 カボチャと鶏肉のシチュー。鶏肉もごろごろ入っています。

 

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 食事後、同宿の方と宿の女将さんとお話。女将さん、大阪出身でこちらにきて8年ぐらいらしくて、雪国ライフについて盛り上がる。同宿の方は、そう、鉄道に詳しい方々で、色々教えていただきました。次は網走を目指します(笑)。

 

 1人で来られている方々は常連さんみたいで。でも、家庭料理の夕食が食べられて、女将さんがお話に付き合ってくれるのなら、一人旅の方ならこそ、ここに泊まりたくなるかもしれません。

 ちなみに、私は個室を選びましたが、ドミトリーもあって、そちらだとかなり安くすみます。個室はトイレと洗面台がついていて、お風呂は共用です。十分。

 

 朝の5時4分にラッセル車がとおるときいて、スタンバイ。といっても部屋の中から。暗くて写真にはうまく納められなかったけど。

 

 次に始発。この雪の中を定時運行。どんな努力がされているのだろうか。

 

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 ここ塩狩峠は、三浦綾子さんの「塩狩峠」の舞台となったところ。もともと「塩狩峠」も実在の出来事をベースにしているので、そういう場所なんです。雪深く。のぼり坂で。確かに事故が起こってもおかしくない。

 

 今回の旅のお供が「塩狩峠」。行きの特急サロベツの中で読んでいて、最後に近くなったところでラストを想像して涙が出てきたので、一端閉じて。ホテルに着いてから、最後、泣きながら読み終わりました。

 

 あの内容が、ここで深く自分の中に落ちたような気がします。やっぱり冬に来て良かった。

 

 朝も早めに出してもらいました。ここにごはんとお味噌汁。ごはん、おいしい。

 

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 さて、帰ります。

 

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 大人の休日倶楽部デビューができたら、また電車に乗ってこよう。よろしくお願いします。

 

shiokari.info

 



 

北海道 宗谷岬・北防波堤ドーム

 今回の旅行の一番の目的。日本最北端(島を除く)の宗谷岬に行くこと。

 

 実は宗谷岬での年越し&初日の出はライダーさんたちのイベントにもなっており、また、初日の出ツアーはいくつか出ていたようです。こちらにきてから申し込めるバス会社の初日の出ツアーもありました。

 

 少し迷ったのですが、今回、ホテルの朝食をつけてしまったこと、そして、その内容が「おせちバイキング」という特別メニューだと説明されていたので、バス会社のツアーはあきらめました。ただし、内容はよさそうです。朝は5時すぎぐらいに出発し、宗谷岬、ノシャップ岬を回って、稚内温泉で暖まってお昼前に帰ってくる内容でした。もし、次に機会があったら、ホテルの朝食をつけずにこちらのバスツアーに参加するかなぁ。

 

 1月1日元旦は、宗谷市内のバスもお休み。だから、公共交通機関派の人はなかなか行き先に困るのだけど、宗谷岬を通るバスは元気に動いています。なので、元旦は宗谷岬に行くぐらいしかすることがない(笑)。

 

 稚内駅からバスに乗りますが、往復割引乗車券もあります。往復の方は、バスセンターに寄ってチケットを買いましょう。バスは、およそ1日4便ありますが、稚内からの往復に使えるのは2便。実際には午前中の1便しか選択肢はなさそうに思います。ので、私も午前中の1便に乗ってGO!

 

 わかりやすいです。宗谷岬バス停で降りるとまんまそこにあります。

 しかし、風が強い、本当に強い。まっすぐ歩けない。それどころか、背中から風を受けて滑って移動ができちゃうぐらい。何かにつかまっていないと飛ばされそう。

 このときで、気温がマイナス9度に風が17mだとか。マジで死んじゃう気候です。

 しかし、カモメは飛んでいる。

 

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 んでも、真冬に来たかった。そして、来て良かった。

 

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 風が強くて立っていられないので、座って自撮り(笑)。

 

 テレビのニュースでは、年越しの時や初日の出の時には大勢の人出があって(吹雪の中で)盛り上がっておりましたが、元旦のこの時間帯は、北の最果ての地感満載。人も少なく、本当に寒くて、風強くてまっすぐ歩けない。つかまり歩きしないと危ない。風にあおられて海に落ちてしまう恐怖を感じる。

 

 お土産やさんもお休み。どこもかしこもお休み。寒くても逃げ場がない。

 

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 最北端の神社。宗谷岬神社。こちらも、初日の出の時間帯には繁盛していた模様。今は扉が閉ざされていて最果ての地の神社感満載。

 

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 見ての通り、雪はあまり積もっていません。その理由は、風が強いから。

 あっという間にホワイトアウトっぽい状況に。

 

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 帰りのバスまでの時間は約40分。このような気候状況の中での40分はかなりの難行です。人間は、まだ対策の立てようがありますが、スマホさんのバッテリーには絶えきれない温度だったようです。充電しようにも「温度が低すぎる」メッセージがでてくるという。ま、スマホで撮影しようということそのものが間違っていますよね。

 

 バスの時間が近づいてきたところで、バス停に。一応、風をよけられる程度の待合室はあります。

 

 しかし、こんな気候の中でもバスは定時運行。すごいなぁ。

 

 

 稚内駅に戻ってきたところで、天候的に大丈夫そうだったので、少し歩きました。

 まずは初詣に北門神社さん。宮司さんのいる神社としては最北だそうです。

 霊験あらたか、おみくじをひいたら「大吉」でした。今年も良い年になりますように。

 

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 そこからさらに歩いて、北防波堤ドームへ。

 ここから樺太行きの船が出ていた頃、道や線路に波のしぶきがかからないようにと作られたドームなんだそうです。当時は樺太に渡る人たちで賑わっていたんだそうで。デザインが今みてもかっこいい。ちなみに、この裏側はすぐ海。

 

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 自撮り。いや、まじめに寒いんですよ、このぐらい防御しないと歩けませんて。

 

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 今でも、夏になると、サハリン行きのフェリーが出ているそうです。ここから海外脱出というのもおもしろいかもしれない。

 

 風が強くなってきて、歩くのも大変な状況になってきたので、今日はここまで。

 真冬の稚内は気候によっては外に出られないと聞いていたので、本をしっかり持ってきました。こういう時は、早めにホテルに戻って、最近あまり読めていない本をゆっくり読んで、早めに就寝するようにしました。

 

  




 

北海道 ノシャップ岬

 今回の年末年始は海外で迎えようと思っていたのですが、色々あって断念。しかし、今年は休みが長いので、よしっ!と思い立って、以前からのあこがれの地、宗谷本線に乗って宗谷岬に行ってきました。

 

 札幌までは飛行機で。競争率の低い花巻-札幌線。ありがたいことにマイルでゲット。

 

 しかし、今年はここまでは暖冬。雨が降っています。

 

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 機内から。本州と北海道の境目あたりは晴れているようで、きれいに雪化粧された地面と海とを楽しむことができました。

 

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 千歳空港からライナーで札幌まで。

 札幌から旭川は、特急カムイ(もしくはライラック)で。札幌-旭川の特急は30分に1本走っています。事前にえきねっとで45%割引きのチケットを予約。札幌駅で下車して、チケットの発券及びお弁当を探しました。

 

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 旭川からは特急サロベツ。こちらもえきねっとで50%引き。半額です。

 列車のチケットはフリー切符や青春18切符など、色々種類があるので悩みますが、特急に乗りたい場合はえきねっとの活用が便利。50%オフはありがたいです。

 

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 当初は、旭川から宗谷本線の普通列車に乗ろうと思っていたのですが、暴風雪の予報がでていることから運休にビビって変更。しかし、真夜中に走るローカル特急も良いモノです。

 

 この時期の普通列車は同好の士が多いんですが、夜中に走るローカル特急には、帰省客と思われるお客様ばかり。途中の駅で降りていくその姿、そして、迎えにきている家族の姿を見ながら、暖かい気持ちにつつまれます。

 

 30分ほど遅れて終点の稚内に到着。完全に次の日になっています。

 

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 次の日も天気は良くなかったのですが、運休どころか、定刻に到着した普通列車。すごいなぁ。これは旭川稚内を走る列車で、6時間ぐらいかかります。お客様、それなりに多い(笑)。

 

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 さて。今日は12月31日。前日、真夜中に到着したので朝寝坊さん。お昼までにでてきて、今日はノシャップ岬さんへ。

 ノシャップ岬へは、稚内駅からバスに乗っていきます。バスも15分もかからないぐらいです。また、1時間に3~4本のバスがあります。バス停からはちょびっと歩きます。

 

 ノシャップ岬。ちょっと感動しちゃいました。低い気温。強い風。荒れた海の音。この厳しさは、これは写真ではわからない。実際に来てみないと。

 飛ばされちゃいそうに風は強く、時期的に水族館もお土産屋さんも何も開いていなくて、最果ての地にきちゃった感満載。人もほとんどいないし、でも、こんな厳しい気候なのにカモメは飛んでいる。

 来て良かった。これは、自分で体感しないと。

 

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 自撮りの練習。

 見ての通りです。とにかく寒いんです。氷点下の強風が吹き付けてくるんです。

 

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 常々、「寒さ対策は小物が鍵である」と言っていましたが、本当です。もっと対策立てれば良かったと反省。寒いのは、足先(靴の中用カイロ、必要だな)、手袋(スキー用にすればよかった)、耳(耳当て持ってくればよかった)、等々です。この時、首の後ろのあたりが寒かったです。あと、風が強いので、コートのあわせの部分から冷えがやってきます。でも、まぁ、コートの中は、カイロいれておけばそんな問題は発生しないので、大丈夫かな。

 

 再びバス停に戻り。バスに乗って稚内駅まで戻ってきました。

 

 朝寝坊するために朝食をつけていなかったので、さて、どうしようかなぁ、と思っていたら、駅前に「ひとしの店」発見。12月31日に営業してくれているなんて、ありがとうございます。

 ということで、魚定食1200円。

 

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 今日の魚はほっけ。北海道のほっけって、どうしてこんなにおいしいんだろう。肉厚でジューシーで。

 

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 食べるのに1時間ほどかかり、14時半すぎに外にでたら、こんな感じ。

 

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 バスに乗って稚内温泉に行くことも考えたけど、今日はあきらめ。駅中のセイコーマートでお買い物して、ホテルに戻りました。

 

 徒歩3分も完全防御でかなり必死。徒歩15分なんて、途中で死んじゃうのではないか、というぐらい遠く感じます。やっぱり冬は厳しい土地なんだなぁ....。