Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

サッポロッジ SappoLodge (札幌のゲストハウス)

 先日の札幌での宿泊先の1つ。SappoLodgeさん。

 千歳空港からバスで「南3条すすきの」で降りて、歩いて5分ぐらいかな。地下鉄の豊水すすきの駅が最寄り。フラットな道なので、キャリーをひいても大丈夫。すすきのからすぐ近くなのに、ちょっと1本道路を挟んで、いきなり落ち着いた雰囲気になります。

 

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 ロッジというだけあって、内装も山小屋風。こだわりのアウトドア派マスターが迎えてくれます。

 

 ここは比較的こじんまりした「ゲストハウス」。エレベーターはありません。階段のみ、それが自然なぐらいの規模です。手作り風のベッドは、幅が広くて、横にキャリーケースを置いても余裕があるぐらい。カーテンで仕切れるし、天井が高いし、窓もあったし、布団も固すぎずやわらかすぎず快適。知らなかったんだけど、マスター、相当の山男のようだ。

 

 1階は食事ができるバーになっています。到着が遅めだったので、一人でわざわざ街中でるのもめんどくさいし、マスターが「おいしいよ」とすすめてくれるし。荷物を片付けたところで1階に降りてきました。

 

 このバーがいい。

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 お店のスタッフ全員で、お客さんが一人にならないように気を配ってくれる。旅先では、どうしても一人でごはんになることがあるのだけど、ここなら、一人の方が楽しめるかもしれない。

 

 生ビールもきんきんに冷えたジョッキで。

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 お料理も本格的。地元の食材を使って、ちょっとイタリアンテイストを加えて。

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 マスターの気分が良いと、秘蔵の日本酒がでてくる(笑)。

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 最初、偶然かと思ったんだけど、本当に「一人」にならないようにスタッフが声を掛けてくれたり、カウンターを勧めてくれたり、本当に本当に気を配ってくれる。私も、隣の人やその仲間の人などと相当に楽しくすごすことができました。

 

 後で知ったのだけど、山登りが好きな方、アウトドアが好きな方、音楽が好きな方が多く集まるようです。音楽を生業になされている方たちと色々と会話。日常生活で出会うことはまずないだろう...方々と会話を楽しめるなんて、思っていなかった。

 

 私は明日があるので、11時すぎに失礼したけれども、彼らは2時ごろから街中に出て、6時ごろに帰ってきていました(笑)。

 

 確かに、このバーがうるさい、という書き込みを見たし、実際、音は響いてくるのだけれども、自分が楽しくすごした後なら気にならない。ので、ここにきたら、「楽しんでしまう」のが得策だと思います。

 

 ここもストーブがあるので、真冬の停電でもなんとかなる、きっと。

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 朝の光で見るとこんな感じ。

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 最寄り駅は豊水すすきのなんだけど、ここは階段しかないので、荷物がでかいときの札幌駅までの移動はどうするのがいいんだろう。

 

 

 こだわりアウトドア派マスターのこだわりゲストハウス。ゲストを全力でもてなすスタッフたち。これは楽しい。滞在そのものが楽しい。一人で移動することが多いので、時にはこーいうゲストハウスでの滞在も楽しんでみたい、と、素直に思いました。

 

 

 ちなみに。おそらく被災した時の滞在がここであっても、相当に快適だっただろうと推察されます。上記で一緒だった方が同じように地震で帰れなくなってましたが、当然、追い出されるなんてことはなく、楽しそうに滞在されていました。

 

 で。次の週に広島でテレビを見ていたら、マスター登場。お客さんがさっぱりなんだそうだ。北海道の主要産業は観光だし、これからいい季節だし。みなさん、こういうゲストハウスの滞在を楽しむような旅はいかがでしょうか。たぶん、被災しても大丈夫ですよ?!

 

SappoLodge

北海道札幌市中央区南5条東1丁目1-4

SappoLodge | 札幌のゲストハウス

山田八幡宮例大祭 (岩手県下閉伊郡山田町)

 9月の連休(9月16日)に、三陸沿岸の山田町の「山田まつり」(山田八幡宮例大祭もしくは山田八幡宮神幸祭)に学生さんたちと参加してきました。人手が足りない、ということでのお手伝いです。

 

 山田町というところは、震災後の津波と火事で本当に「何もなくなった」町の1つです。今回、改めて町の中を歩く機会をいただき、復興の力を感じるとともに、ここまで7年以上かかったことについても、考えることが多かったです。

 

 さて。山田八幡宮。山田町の観光情報サイトによると、

源義経の身代わりで討ち死にした佐藤継信の守り神(清水観音)を祀る山田八幡宮の歴史と伝統の祭りで、山田最大の祭りです。町を神輿が練り歩き、八幡大神楽や八幡鹿舞、そして東北を代表する郷土芸能「山田境田虎舞」が奉納されます。」

だそうです。

 なんでも、「通りを縦横無尽に駆け回る暴れ神輿が魅力」なんだそうで、最後、この神輿を高台にある八幡宮まで担ぎ上げておしまい。しかし、思った以上に「町全体」がお祭りになるので、わざわざ見に行く価値があります。

 

 山田八幡宮の入り口。とーってもよい天気。まだ結構朝早いのに、お祭りモード満開。ここから「暴れ神輿」が降りてきて、町内を走り回って、また登ることになります。

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  学生さんたちも出発です。今回は、十二支会のお手伝いで、十二支+四神と銅鑼と旗をかついでの「練り歩き」です。

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 他にも様々な団体(?)が練り歩いています。それぞれ、お店やおうちの前で神楽や舞を披露し、ご祝儀やご祝酒をいただいています。

 

 小規模な神楽の団体。若い人たちが自然に太鼓叩いたり舞を舞ったりするのが不思議な感じ。ここの跡継ぎさんなんでしょうね。

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 虎舞。これは生でみるとかなりの迫力です。

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 船の上でも。

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 「暴れ神輿」きたっ!

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 写真じゃよくわからないんですが、これ、走ってきてくるくるまわって走って去って行きました。すごい迫力。

 

 をを。あまり期待していなかったのですが、これはおもしろい。お祭りやカーニバルって、大きすぎるものよりも、小さいものの方が原点が感じられておもしろい、ことがある。そんな感じ。盛岡の秋祭りの山車は豪華だけど、一軒一軒の普通のおうちをまわるような文化はさすがに残っていない。けれども、山田町は一軒一軒のおうちをまわっているし、おうちの方も、特に商売等をしていなくても、きちんとお迎えしてご祝儀をお渡ししている。

 

 この、着飾って(?)音楽を奏でながら(?)隊列を組んでの「練り歩き」は、ほぼ中南米のカーニバルと同じ、に思えます。カーニバルも、参加できるトリニダード・トバゴのもよかったけれども、手作り感あふれるドミニカ国のは本当に興味深くておもしろかった。のに近い感じ。

 

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 私自身は、東京郊外の新興住宅地で育ったから、こんな文化はなく、とてもうらやましい。と同時に、このグローバル化の波の中で、今後、この文化はどうなるんだろう。今、太鼓を叩いたり舞ったりしている若い人たちが、グローバル化の波に取り残されることのないように、ちょっとだけ、そういう思いが頭をよぎりました。

 

 山田町の唯一の駅。陸中山田駅になる予定の駅。ほぼできあがっています。来年の3月に汽車が通る予定。

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 2012年12月2日に撮った同じ場所。津波に加えて火事でほとんどを失った場所。んでも、もう一度汽車が通るまでに「8年」かかるということ。そして。もっと難しいのは、この汽車を使う人たちがいるのか。運営が成り立つのか。地方の復興の難しさが突きつけられます。

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 住宅地の造成も進み、新築の家がどんどん建っています。建築中の家っていいね、幸せって感じだ。防潮堤で海が見えなくなってしまったけれども。

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 今回、十二支会のお手伝いをさせていただいたのですが、人手不足、後継者不足は否めません。これからどうしていくのか。この目でしっかり見届けて、考えていきたいと思います。

 

 山田町のみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

旅先で被災する(平成30年北海道胆振東部大地震)

 旅先で被災する。ということが、旅好きだと起こる可能性があります。今回、北海道の北海道胆振東部大地震の時に札幌にいたので、思いついたことを書いておきます。こうなってしまったら「なるようにしかならない」ので、「あせらない」というのがポイントですかね。

 

 私は3.11の時に岩手県盛岡市にいて、その経験がやはり大きいと思っています。盛岡は実は被害そのものはそれほど大きくなかったのですが、停電や交通に関しては多少の不便はありました。余震もかなり長く続きましたね。

 

 盛岡市は食料生産地域に近く、それほど人口密度の高い土地でもないので、「食べ物」に関しては、本当に困らない、それどころか、「震災太り」と言っていたぐらい、満足のいくものでした、いや、不満を言うこともできますが、おなかいっぱい食べられていたので、そんなことは言っても仕方がない。

 

 私自身は、盛岡にきて6,7年ぐらい?の時で、もともと知人も親戚も研究仲間も本当に本当にまーったくいない土地柄に一人で乗り込んで暮らしてきていたので、そういった経験も、たぶんきいていると思います。いや、本当に頼れるのは、今、目の前にいる「近くの他人」ですよ。

 

 ふむ。とにかくたくましくなった(笑)。

 

□居場所確保

・居場所確保。泊まっているところにいさせてもらえればベスト。延泊ができなくても、ロビーに居たい、と。

・なので、とにかくきいてみる。インターネット経由のサイトよりも目の前にいる相手にきく。予約客がこない可能性が高いのだから、ねばってみる。

・最初からゲストハウスや小型のホテルなど、融通がききそうなホテルを選んでおく。

・追い出されたら...、避難所を探すかなぁ。

・今回のように研究仲間が多くいれば、誰かの部屋に居候させてもらうのだけど。これは特殊ケース。

・近くに銭湯があることを確認していたのですが、その銭湯のブロックは早々に停電解消し、営業してくれたらしい。お風呂に入れるって、日本人の幸せだよね。こういう情報は行く前にチェック。

 

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□ばたばた動き回らない

・本当に「なるようにしかならない」ので、どんと構える。このために必要なのが↑の居場所確保。

・特に旅先だと土地勘がないので、落ち着くまでは動かない方がよいと思う。自分のいるところより先はもっと大変なことになっているかも。

・今回は北海道で、ここは内地の人が思う以上にひろい。となりの町(例えば函館とか旭川)までも相当に距離があるので。バスで移動中に余震がきたら、とか考えたら、無理に動かないことをオススメします。んでも、土地勘があって、被害の少ない隣町が近くであれば、歩いてでも移動するかも。

・いなかなめんな。本気の本当に何もないぞ(笑)。

 

□自分の周りに「実際に」いる人たちとコミュニケーションをとる

・遠くの親戚より近くの他人。「今、現実に、目の前に」いる人たちが(例え初対面の人であっても)一緒に生き抜くための仲間。

・不満や文句を言っても仕方ないので、(知らない人であっても)まわりの人たちと楽しくコミュニケーションとる努力をする。同時に、情報収集にもなる。

・ホテルのスタッフさんたちにも力を尽くしてもらえるように、常に、感謝の気持ちを伝える。自分がいい気分になれば、まわりにもいい影響がある。

 

□電源は常に充電

・まじめにスマホが命綱。

・今回、停電前にフル充電しておいてよかった。なので、コンセントをみかけたら充電。ですよ、旅先では。

スマホがなくて、「ともだち」と連絡とれなくて、という状況は想定されるので、やはり「目の前の誰か」と仲間になりましょう(笑)。

・誰か知人が近くにいれば、頼ることもできる、かも。

 

□頼れるものは頼る。お互い様。

・停電の復旧は順次、のことが多くて、今回も、泊まっていたホテルはなかなか復旧しなかったものの、ブロック1つ向こうは復活してたので、電源を借りに行きました。立体的な駐車場です。怪しまれないように?通りがかりの人たちには「すごい地震でしたね」と話しかけてましたが(十分あやしい)。ま、困ったときはお互いさま、で。

・タクシー同乗者募集にのっかって、タクシーで千歳空港まで移動できたのも、ラッキー。遠慮なく頼る。のっかる。お互い様。きっと、いつか返すことができる。たぶん。

 

□振り替えの判断

・今回の振替の判断は難しかった。

・空港までの移動もラッキーだった。

・空港着いてからもラッキーだった。

・飛行機はやはりLCCじゃない方がいい....。できればステイタスは維持した方がいい...。

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□つられて並ばない

・コンビニやスーパーに列ができていると、焦って並びたくなるし、食べ物も確保したくなる。それが人間。

・しかし。居場所が確保できたのであれば、その居場所に冷蔵庫はないだろうか?そこが炊き出し等をしてくれる可能性はないだろうか?

・食料生産地が近い地域であれば、食料がなくなることはないので、そこは焦らず。もし、自宅だったら、日持ちするスナック等と果物を確保しに行きますが。

・お水。飲料水は悩むところですが、意外と早く支援が入るものの1つなので、冷静に町の雰囲気を感じ取ること。給水車が来られないレベルって、相当なものなんだろうと思う。

 

□旅程は余裕を持たせておく

・旅が多いと色々とあるので、早朝や夜遅い移動は可能な限り避ける(時々夜行バスに乗ることはあるけど)。最近は、旅程に予定を持たせてます。やっぱり道中いろいろあるので。それほど忙しくないのもあるんだけど。自分マネジメントはだいぶうまくなりました。

 

□もちもの+α

・お薬。コンタクトレンズ。「お金で買えないモノ」は予備を持っておく。女性なら生理用品。

・着替え一組+Tシャツ+トレパンもしくはリラコ。ぐらいは+αで荷物に入れてもよいのかな。

・着替えは、旅行中に機会があれば洗っておく。何かの折に必要になるかもしれないし。

・今回、ゲストハウス宿泊の予定で、部屋着(Tシャツ+ジャージ)、部屋着用下着(要するにちょっとくたびれた下着セット)、100円ショップで購入したサンダルなどを持っていて、やたら役に立ちました。

・お金。私は陸マイラーなので、カードをよく使うけれども、旅行に行くときには、1000円札を20枚ぐらい持って行く。停電になるとカードが使えないから、さりげに1000円札が大活躍。

 

□仕事

・「帰ってきてから提出する」のではなく、「提出してからでかける」。今回、仕事的にはまったく逼迫していなかったので、本当に気楽な被災者生活でした。帰りたかったのは、「次の出張に影響がでるよなー。」ぐらいです。

・ま、でも、本当にそんなに緊急で急ぐものってないですよ、仕事には。連絡がとれるようだったら、早々に事情を説明して替わってもらいましょう。と思うのは、3.11の経験から。

・公衆電話はつながりやすいので、近くにないか、ホテルの人にきくとよいかも。

・確かにスマホで最低限の仕事や生活の調整ができないと大変なので、やっぱりスマホの電源命。ただ、相当なことでないかぎり、自分の代わりはいるので、「頼みましょう」。

 

 

 

 

 

平成30年北海道胆振東部地震 (新千歳-花巻:JAL)

 9月3日から6日まで、学会+αで札幌にきておりました。ということで、6日未明、巨大な揺れに遭遇することに。

 

 滞在していたホテルが本当に良いところで。もう1日帰りが遅くなってもいいかな、ぐらいに楽しかったのですが。

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 日曜日から広島に行くので、やはり帰れるなら早く帰りたい、と思うのもでありました。

 

 6日の便は朝も早々に欠航がわかり、振替ができる状態になったので、スマホを使って7日の16時の便に振り替えました。朝一の便だと復旧が間に合わないかもしれないので、遅い便に。ですが、ここからが悩みの連続で。8日の便の空席が少しずつ減ってくる中、もし、7日に飛ばなくて振替ようとして8日の便が満席だったら。そうすると9日になってしまうよ、ということです。

 

 これはかなり迷ったのですが、よくよく考えると、正規料金で購入しても25000円ぐらいなので、それなら、振替とは別に、8日の便を購入すればいっか、と思うことに。空席待ちだったのですが、すぐに席がとれて、とりあえず7日に振替便、8日に正規料金で予約、状態にしました。

 

 実は、私はJGCJALグローバルクラブ)の会員でして。修行・解脱という言葉を知る前に解脱してしまったという。この年は、大きなプロジェクトを持っていたので、確かによく飛びました。10月ぐらいに「もしかして?」と思い、ラストスパート。解脱できたのでありました。

 

 7日の10時に千歳空港が開館、ということで、次の問題は空港までの移動手段。友人のM氏がハブを努めてくれて、無事、同乗者が見つかり、タクシーも見つけてくれて、ホテルの前まで迎えにきてくれて、空港にGO。12000円ぐらい。3人なら一人4000円だから、ま、いいかな。

 

 市内はまだ信号が着いていないところも多々有り、これはなかなかバスが走らせられないなぁ、という状態でした。

 

 おかげさまで12時すぎに空港に到着。そこで、「もしかして13:15発に振替られるんじゃね?」と思いついてしまい。同乗者さんたちに付き合ってもらって、人であふれる空港内を移動して、JGCカウンターを探す。

 

 をを。奇跡のJGCカウンター。

 

 他は長蛇の列なのに、だれも並んでいない。前の人が終わったところで、すぐに要件を伝えることができ。スタッフさんは、「今はどなたにも同じく振替をご案内しているのですよ」と言ってましたが、カウンターまでたどり着く時間が違いすぎる。たぶん、列に並んだら2時間かかるよ。

 

 ということで、あっさりと13:15発の便に振替が成功し、唯一あいている検査場から中に入り。これまた(少し遅れたけど)あっさりと盛岡まで戻ってきました。おそらく、同業者の中でもトップクラスの早さでは?

 

 仕事で飛行機に乗られる方。やはり使う航空会社を決めて、なんらかのステイタスを維持した方がよいです。2,3時間並ぶはずの列が並ばなくていいんですよ。

 

 それから、私たちはスマホで振替や空席待ちや色々と操作してから空港にきているけれども。もし、スマホなしだったら、とにかく空港にきてカウンターにいかないと何もどうしようもない。それは本当に大変だし、実はカウンターが無駄に混雑する原因にもなってしまいます。スマホ&電源。アプリいれて設定して自力でできるだけなんでもできるようにしておくこと。その重要性をひしと感じました。

 

 千歳空港。とりあえず電気は通って飛行機は飛んでいるけれども。色々と壊れたところもあるときいていて、これから大変だろうな。応援しています。今回はありがとうございました!

 

 

平成30年北海道胆振東部地震 (ホテルポットマム・札幌)

 9月6日未明。旅先の札幌で「平成30年北海道胆振東部地震」を体験しました。その記録を残しておこうと思います。なお、私は7日に飛行機で帰宅しています。

 

 9月3日から6日まで、学会+αで札幌にきておりました。途中、ちょっとだけ札幌を離れていて、その間に台風が訪れたようなのですが、台風よけた!と喜んでいたら、その夜に地震

 

 5-6日の滞在場所はここ。なんか見ての通り、おしゃれなところです。1階がカフェ、2階がドミトリー、3階が個室。最近、ゲストハウスにはまっていることもあって、2階のドミトリーに泊まっていました。なんか、おどろくほど宿泊費が安い。

www.potmumhotel.jp

 1階のカフェは、夜はバーになります。お酒も飲めるし、食事もできます。100円割り引きチケットをもらったので、さっそくクラフトビール飲み比べ。実は、前のところから「ホタテごはん弁当」を持って帰ってきていたので、「食べてもいいですか?」ときいたところ、「宿泊の方はいいですよ」ということで、クラフトビールと北海道ホタテごはん。

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 とにかく建物も内装もおしゃれ。建築に興味があるのでしょうね、関係書籍も置いてありました。ここに本があったのが、実はあとで助かっています。

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 2階のドミトリー。2段ベッドの上。館内着とバスタオル、タオル、バスマット、歯ブラシがついています。たいてい、これらは別料金なのでうれしい。

 

 ベッドはせまいかな。もうちょっとひろい&マットが柔らかい方がいいかなぁ。などと思ってもみたのだけど。シャワールーム、トイレともに男女別。だけど、動線はかなり重なります。ま、同じ階なのでね。

 

 5日は朝早かったし、それなりに移動もしたので、疲れていたはず。なのに、2時半ぐらいに目が覚めてしまって、体がむずむずして眠れなくて。ストレッチしたりしてばたばたしていたところ。

 

 すんごい揺れ。

 

 めちゃ揺れました。揺れたと同時ぐらいに緊急地震速報スマホがぶるぶる。

 

 揺れが収まったところで、ガチンという音がして電気が消えました。非常用電源で照明はしばらく着いていたけれども。

 

 最初はスマホで調べていて、んでも、電気が消えて&津波の心配がなさそうなのがわかったところで、なんかとっても眠くなりました。もしかすると、野生の勘がなんらかの異変を察知して目が覚めたのかもしれません。

 

 とはいえ、すぐに目が覚め。相変わらず電気がないのですが、どうも飛行機は飛ばなさそう。7時ぐらいに欠航の連絡があり、とりあえずジャージに着替え、顔を洗って、7時半ぐらいに、1階に降りてみました。

 

 カウンターのおにいさんに、「今日、延泊したい」ことと「朝ごはん、何か食べられないか」をきいてみたところ、システムが落ちているから断言できないけど、たまたま私の泊まっているベッドはこの日もあいていたらしくて、「大丈夫です」と言ってもらって、ほっ。「もし、ダメだっても、ロビーを開放するので、いてください。」とも言ってもらったので、なんか、それで「私は大丈夫」の確信を得ることができました。

 

 ここ、すんごい大事。すすきののホテルに泊まっていた方々の中には、延泊を断られて追い出されたりしたらしいのですが、おそらく札幌に来られない人がいて、一定数のキャンセルは発生するだろうから、ロビーにいてもいいよ、と言ってもらうだけでも、すんごく気が楽になっただろうに。

 

 この時、かなりあちこちで停電で。ホテル側もシステムが使えなくて予約状況を確認できない状況だったので。ここで延泊を認めるかどうか、というのは、加えて、ロビーの開放を決めるというのは、ひとえにそのスタッフの力量だと思います。スタッフの方々、みなさん若かったんですけど、みんなで作ったこだわりのホテルなんだな、ここは。と、心から思いました。

 

 朝ごはんの件も、「火が使えないから調理できないんですけど、パンとかジュースとかならご提供できます」と、パンとジュースを出してくれました。ありがとう。パンが大きかったので、1つ、ナプキンで包んでお弁当に。

 

 さらに、ケーキを。

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 このケーキを食べているときに、職場のスタッフから電話があり、「大丈夫ですか!何していますか!」で「あ、今、ケーキ食べてる」と返事。だって、本当にそうなんだもん、でも、心配してかけた方からすると拍子抜けだよね。

 

 このまま停電が続くと夜も暗い可能性があり。停電の夜に眠れないのはしんどいことが予想されるので、昼間は本を読もう、と、おいてある本を物色。自分も英語の参考書持ってきていたのだけど、やっぱりいやなんだね(笑)。あと、スマホの電源が貴重なので、こちらも電源を落とす。基地局の電源の問題なのか、12時ごろに電波が通じなくなって、ちょこっとびびる。16時ぐらいに復活。

 

 飛行機は早々に7日の16:00の便に振り替えたのだけど、なかなか千歳空港に対しての良い情報がなく。それなら8日の便に振り替えるかどうか。8日の便がいっぱいになると、今度は帰るのが9日になるので、それは困る。9日なら8日に帰りたい、んでも7日に飛ぶなら7日に帰りたい。ここの判断が難しかったです。私の路線は千歳ー花巻というマイナー路線だったので、競争率が低くて、それで、かなり判断を待てたのですが、東京便などのメジャー路線は競争率高かったみたいです。この飛行機の話は次の記事に。

 

 たまたま、1階のカフェで、私の斜め前に座った女性と友達になる。同じように一人で神戸からきている看護師さん。このあと、ずっと一緒に色々おしゃべりもして、楽しい滞在になりました。彼女に会えて良かった。意識的に、にこにことして動き回り、同宿の人に話しかけたり、スタッフの方にも話しかけたりしていました。

 

 ホテルの向かいがコンビニで、午前中で締まってしまい、斜め前のマックスバリューは長蛇の列。看護師の彼女が1時間並んで買い物をしたそうで、売られているものはお水とかパンとか限られたものだったそうです。私も、午後3時すぎに行ってみましたが、「今日は5時で閉店するからもうダメ」ということでした。

 

 しかし、ここのスタッフさんたち。本当にみなさん若いのに、きびきびと動く。ゴミのペットボトルの中から水のペットボトルを選んで洗って水つめて。洗いかごとかにも水。大きめのビニールプールにも水。結局、断水はなかったのだけど、断水になるとトイレ問題が発生するから、水の確保は大切。さらに、カフェのテーブルを横の庭に出して、カセットコンロを設置して何かしてる。「なんかよい予感」と話していたら、本当に。

 

 お昼のまかない。パンに玉子、サラダ、スープ。

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 温かいものを口にできると人間は落ち着ける。私も3.11体験者として、本当にそう思う。それを、自然とやってくれるんだから。うれしい。

 

 15時ぐらいに、近くの八百屋さんにいたら通電。信号もついて。やったー!と思ってホテルに戻ってきたら、まだダメでした。んでも、これで遅くても明日の午後には通電するかな、という目処が立ちます。

 

 さらに夜まかない。カレー。ごはんが炊けなかったので、カレースープのようになっておりますが。お野菜たっぷりしっかり煮込んだカレー。なんておいしいんだろう。さらに、彼女からマックスバリューで買ってあったサンドイッチやおにぎりをいただき。満腹。

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 減ってくるスマホの電源と戦いながら。明日の便を明後日に振り替えるかどうかを考える。これだけが大変でしたね。んでも、目の前のマンションも通電したから、充電はなんらかの方法でできるかな、という目処も立ちました。

 

 ベッドが確保できた方だけでなく、ロビーで寝る方も。灯油ストーブのやわらかな明かりやランタンやLED電球や。色々と明かりもおいてくれて、本当に困らなかったです。この薄暗さもいい思い出。

 

 21時ごろ、寝る直前に、千歳空港に電気が開通した!というニュース。これは明日帰れるかな、と思い、昨夜はあんなに眠れなかったのに、バタン。目が覚めたのは5時でした。

 

 この時点で欠航ではなかったので、帰る準備を始めます。電気がないので、お湯がでなくて、んでも、水シャワーを浴びて。髪の毛は洗えず、ちょっとくさいかも(笑)。

 

 で。なんか1階のロビーがいいにおいであふれていて。

 朝まかない。牛乳のスープにスクランブルエッグにアイスコーヒー。昨日のパンの残りをスープにひたして食べて。ああ、なんて幸せ。

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 斜め前の駐車場が通電していたので、電源をお借りできないか、見にいきました。コンセントを発見したので、大変申し訳ないことに、電源をお借りしました。電源が確保できるとがんがん検索かけられるので、かけてみる。花巻便の朝一は欠航になっていましたが、千歳空港朝10時開館!を発見し、これはやっぱりとりあえず空港に行くかなぁ、と考え始めました。

 

 とはいえ、おわかりの通り、ポットマムの滞在は相当に楽しく快適なのですよ。もう1日の延泊の可能性もきいてみたところ、断言できないけど、最悪、ロビーにいてください、とのことだったので、居場所もあるし。ああ、居場所があるというのは、なんて素敵なんだろう。

 

 その後、学会シーズンで実は大勢の同業者が札幌入りしておりまして。友達がタクシー同乗者のマッチングをしてくれたおかげで、タクシーに乗れることになり、千歳に向かうことになります。これ以降は次の記事で。

 

 ポットマムさん、7日の夜はバーベキュー。もともと、イベントを予定していたそうで、その食材が持たないから、と、おおばんふるまい。ごはんも電気が通っているところで炊いてきてくれたらしいです。さらに、夜に通電したので、お祝いとしてケーキが振る舞われたそうで。ああ、残っていても楽しかっただろう(笑)。

 

 最近、ゲストハウスとかホステルとかの滞在に興味が出てきて。ここまで快適だったのは、やはりホステルだったからだろうと思います。最初に滞在したゲストハウスで一緒だった方も帰れなくなっていましたが、やはりそのままゲストハウスに滞在していたみたいだし。ベッドに空きがなくても、あそこは畳の共有スペースがあるから、そこで寝転がれれば、とりあえず眠れるし。災害時の旅行者として「居場所がある」があるのはとっても心強い。本当に。

 

 スタッフの方々、本当にありがとうございます。あの一晩を一緒に過ごした方々に、また会いに行きたい。本当に。ありがとうございました。

 

BISTROT NoaQui ビストロノアキ (盛岡)

 盛岡は金田一駐車場目の前にできたビストロ。前から気になっていたんだけど、やっとお伺いすることができました。

 

 が。びっくり。盛岡でこんな「異次元」なおしゃれな雰囲気を味わえるとは。まぁ、おしゃれな雰囲気は東京に行った時にいくらでも、とも思うのだけど、でも、やっぱりうれしいのであります。

 

 まず。入ると。

 渋い年配のイケメンシェフと若手のイケメンシェフ、そして、「半分青い」の菱本さん(井川遙)に雰囲気がよく似たきれいなお姉さんがお迎えしてくれます。このビジュアルでまずノックアウト。

 

 内装はおしゃれなカフェ風。カジュアルを意識されているのだろうけれども、でも、あの、スタッフのビジュアルがレベル高すぎて無理ですよ(笑)。

 

 グラスワインは、500円~800円ぐらい。スパークリングから白、赤と3種類ずつぐらい用意してありました。ボトルもお願いできると思いますが、今回はグラスで。

 

 ジャパニーズビストロなので、コース料理というよりかは、一品料理を頼んで取り分けて、という楽しみのビストロですね。

 

 これは、たしか三元豚のグリル。火入れが抜群で、やわらかい。

 

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 季節のメニュー。モンサンミッシェル直輸入のムール貝のワイン蒸し。

 鉄鍋に入ってやってきました!

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 シェフがふたを開けてくれます。中にはぎっしりムール貝

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 この、鍋にいっぱいムール貝はフランス流。日本の、大きなムール貝が3つお皿に並べられているお皿なんて、フランスの日常には存在しない。フランスでは、ムール貝は鍋いっぱい入っているものなのです。

 一度、フランスはリールのレストランのムール貝を数えたことあるけれども。120個入っておりましたよ。

 

 ということで、しばらくの間、ムール貝ムール貝をはさんで食べる。

 

 食べ終わったところで、井川遙似のお姉さんが鍋を取りに来て。

 スープにして出してくれました。わーい!

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 こういうところは、ジャパニーズフレンチの良いところ。

 

 決して安いお店ではないけど、高くすぎて行けない、ほどのお店でもなく。この雰囲気と料理なら、ワインをがぶ飲みする人はダメだけど・笑、相手を選んでまた来ます。その前に、カウンターでシェフの手元をみながらワインでも楽しむために来るかな(笑)。もちろん禁煙。

 

BISTROT NoaQui ビストロノアキ
岩手県盛岡市大通1-7-15 パーセル大通 1F
050-5346-4699
月、水~日、祝日、祝前日: 17:00~翌0:00

 

アタック (盛岡)

 岩手県立中央病院の目の前にある喫茶店。カフェではなく喫茶店岩手大学からも盛岡一高からも徒歩圏です。お隣は、これまた盛岡名物おだんご屋さん。

 

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 中に入るのに一瞬躊躇するのですが。「ナポリタン ¥500」ってまじ?

 外見もかなり昭和ちっくな喫茶店ですが、中も相当に昭和チック。上品でやさしそうなママとマスターのご夫婦で営んでいらっしゃる喫茶店

 

 本当に、ナポリタン(お味噌汁、サラダ付き)500円でした。もっちりした麺がおいしい。これなら学食に対抗できますね(笑)。

 

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 ここはたばこ可、です。だから、私は(自分から)次はないだろうけれども、逆に、たばこを吸う方と一緒の場合には、こちらにお連れするかと思います。今時ありえないぐらい昭和な喫茶店。ぜひ、長く続けてほしいものです。

 

 

アタック
岩手県盛岡市上田1-10-35
10:00 ~ 18 : 00
お休みは土曜日。