くりやまアンド・アムさん。
以前にランチで伺って以来、ピザやパスタではない(もちろん、ピザもパスタも美味しいのですが、ワインと合わせるというところで)もっと土の香りがするお料理と近藤さんのワインをあわせてみたいという欲望をひそかに心の中で温め続けていたのですが。
夜のコースであれば、昼とまったく違ったセットでワインと合わせられますよ、と言われていて。でも夜のコースだと一泊することが確定。なかなか行けずにおりました。
ところ。お昼にアンドアムさんのお料理と近藤さんのワインをいただけると!
をを、神さまー!
ということで、札幌駅前から高速バスで栗山へ。日ハムの栗山監督の世界一お祝いパレードがあるとかで人の多い栗山の町から。タクシーでアンドアムさんへ。
6月下旬。気持ちの良い晴天です。
建物の中からの借景。窓からの景色がすごい。
アミューズ:エビのマカロン風。下の大豆は食べないようにとのこと。
前菜:日高大助のスモーク。アボカドとマスカルポーネ。大助のいくら。
はい、日高大助とはサーモンのことです!
前菜続き:活蛸の炙り。発酵スグリメロンのスープ。新生姜風味 生ハムのジュレ。
前菜の続き:岩内産オオカミウオのフリット。甲殻類のソース。焼きナスとラルド。
写真に残していないけれども、この間に近藤さんのワインを色々といただいております。
この器は、ジョージアで使われているワインを発酵・醸造するための陶器「クヴェヴリ」と同じ作り方の陶器の器。近藤さんのワインにはクヴェヴリを使っているものがあるので、そのワインはこの器で。なんて贅沢。
魚料理:うなぎ炭焼き。ピノ・ノワールのソース。山椒オイル。
お肉料理:栗山菅野牧園短角牛ランプ。山菜みそ。フキの葉包み焼き。
ここで私の愛する短角牛を出してくださるとはー。短角牛は本当に土の香りのするお肉。夏山冬里で自然交配で育てられるまさに土地に密着した牛さんたち。近藤さんのワインは土の香りのするお料理があうと、私は思っている。うれしい。
しめ:スベルト小麦入りビーゴリ。鮑のソース。
デザート
わー、楽しい時間はあっという間。美味しかったー。
いただいたワインはこんな感じ。いやー、超・贅沢。
そして、とっても楽しかったことはこの写真からも明らかかと(笑)。
本当に予想通り、近藤さんのワインは土の香りがするお料理によくあう。多分、日本料理も良いと思う。私の願いはななしの庵さんのお料理とあわせること。いつの日か、そのチャンスがあるといいなぁ。
しかし、こんな素敵な会に参加するチャンスをいただけたこと。ありがとうございます。美味しかったし楽しかったし、私の予想以上のワインとのマリアージュ。予想通りでもあるのだけど(笑)。