Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

海ごはんしまか V.I.Pルーム (岩手・盛岡)

 リーズナブルなお値段で、お魚をおなかいっぱい食べさせてくれる海ごはんしまかさん。なんと、1階の奥にV.I.Pルームがあるとのこと。行きたいと以前から思っていたので、お誘いにのっかり、るんるんとおでかけ。

 

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 入り口はお魚やさん。

 

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 1階の奥に進んで、「ひらけ、ごま!」と呪文を唱えると、秘密の扉がすーっと開いて。まさかの個室。

 

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 専用のカウンター。おそらく、ここでお鮨を握ってくださるのだと思われ。

 

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 ということで、しまかさんのV.I.Pルーム専用メニュー、お鮨コースをいただきます。

 

 最初はかぼちゃの冷製スープから。お野菜の自然な甘みがおいしい。

 

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 ホタテのグラタン。寒い日だったので、熱々がうれしい。器も素敵。

 

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 しょっこのソテー。しょっことは、ブリの小さい子のことです。ちなみに、ハマチは養殖もののことなんだそうです(地域によっては、カンパチの小さい子をしょっこと言うこともあるそう。)。今年はしょっこが豊漁だとか。

 

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 ここからお鮨。最初はイカ。カウンターで握ってすぐに出してくれます。三貫写っているけれども、一人一貫(笑)。

 

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 ブリではなくカンパチでもなくしょっこ。

 

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 すでにわからない~。しめさばか?

 握りたてのお鮨は、ごはんがほろっと崩れて、口の中でお魚とマリアージュ

 

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 さっとあぶったホタテにオリーブオイルと塩であじつけ。海苔がよい仕事している。

 

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 えび。

 

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 えびの頭の唐揚げと一緒に。唐揚げのぱりっとした食感と、しっとりエビのお鮨とを交互に食べてみる。

 

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 いくらの軍艦。

 

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 卵をいただいたので。こちらは鮭の白子のお吸い物。おいしい。

 

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 ここでおしまいかな、と思ったんだけど、まだ続きます。ここでおしまいになっても、満足度高いです。

 

 平目。

 

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 う~、これもちょっとわからなない。あぶってあります。

 

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 穴子。ふわふわの食感です。

 

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 まぐろの赤身。満腹。

 

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 ああ、本当におなかいっぱい。くるじい。

 

 トドメ。デザート。

 

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 しまかのお鮨5000円コースです。満足度高いぞ。このV.I.Pルームが落ち着けていいし、目の前で握ってくれたお鮨をいただけるのも贅沢だし、しまかさん、幅が広いですね。

 

 これは本当に価値があります。毎月は無理でも、年に1,2回ぐらいは自分へのご褒美にいかがでしょうか。

 

 

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glassto グラスト (岩手・盛岡)

 おいしい料理とワイン&日本酒の素敵なお店という噂をきいていたglasstoさん。なかなか機会がなくて行けずにいたのですが、店内ライブを開催するとおききして、そして、日程があいていたので、ちょっと高めの値段設定だなぁ、と思いつつ、思い切ってお一人様で申込み。初来店となりました。

 

 なるほど。ここにあるのね。以前から気になってはいました。バスセンターのバス停(神明町側)降りてすぐ向いのところです。おしゃれな感じ。

 

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 を。このカウンター、素敵。一人ワインにぴったり。

 

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 Welcomeドリンクとして、スパークリングをいただきました。おいしい。

 

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 今日はUINAさんをお迎えしてのMORIOKA NIGHT。

 

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 アミューズとスープ。

 野菜のチップス、黒オリーブのマカロン、八幡平サーモンのクロケット

 かぼちゃのポタージュ ラルドンの泡

 

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 マカロン。もう1個食べたい。

 

 ライブ前半。失礼ながら。お酒をゆっくり飲むことができて良いかも。

 

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 前菜。

 牡蠣とせり。牡蠣、ぷりっぷり。

 トリップの煮込み。

 

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 メイン。

 UINAさんの「故郷」からイマジネーションを得た料理。岩国蓮根と平目と南部煎餅。イメージは煎餅汁。

 

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 見た目よりボリュームたっぷり。

 

 ライブ後半。ギターが一人増えています。新潟で活躍する照井さん。メンバーのくむくむとの掛け合いも楽しく、やっぱりライブいいなぁ。

 

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 「色づいてゆく」をイメージしたデザート。

 ほおずきのブランマンジェ 白チョコのスープ。

 

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 最後をしめくくるにふさわしいチョコの甘さ。

 

 お酒はスパークリングに白ワイン、日本酒の雁木純米発泡にごりと獺祭の特別版をいただきました。ああ、食べた飲んだ。飲み放題とはいえ、出してくださるお酒がいいものなので、気持ちよいです。18:00から21:00までときいていて、3時間もあるんだ、と思っていたけれども。実際には22時近くまで滞在しておりました。楽しい時間はあっというま。

 

 なんか。本当にとても楽しかった。同席した方々もみなさん楽しい方々で。美味しいお酒と食事と楽しい音楽楽しい仲間。とっても素敵な夜でした。ありがとうございます。また遊びにきます。よろしくお願いします。

 

 

UINAさん公式サイト。

 

uina.jp

 

盛岡芸奴 at 駒龍 (岩手・盛岡)

  長く生きているとおもしろいこともあるもので。なんと、盛岡芸奴さんをお招きしての宴会に呼んでいただきました。

 

 場所は、盛岡の料亭駒龍。盛岡も料亭と呼ばれる場所は少なくなりました。本町通り、街のど真ん中にあります。

 

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 お出迎えのお姉様方も素敵だし、お部屋の調度もすばらしい。なんと、一番大きな部屋を四人で占拠。

 

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 まずはビールで今日の良き日を乾杯。料亭らしく、すてきな器に盛られた料理の数々。

 

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 「亀の手」をはじめて食べた人は偉いと思う。

 

 お椀がとにかく素敵。とろりとしたおつゆに白子。

 

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 お造り。さりげに蛸の歯ごたえが気に入りました。こりこり。

 

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 お魚焼いたもの。

 

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 芸奴さんの芸を鑑賞します。今日は芸奴さんの富勇さんと、ひよ奴さんの喜久丸さんに来ていただきました。踊りと唄と三味線。

 

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 「昼間は何をしているんですか?」

 「お稽古です」

 

 確かに、これはお稽古をがんばらないと。特に子供の頃から仕込まれていたわけではないのだったら、相当にがんばらないといけないよな。

 

 蕪を炊いたのに餡かけ。

 

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 お座敷遊び。最初は可杯。

 

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 ひょっとこさんには穴があいているし、おかめの顔を下においたらかわいそうだし、天狗は鼻が高いし。「置くことの出来ない」杯なのです。駒を回して、駒が指したところにいる人が、駒に書かれている杯でお酒を飲む。あぶな~い。天狗2回もあたってしまって、酔っ払い。

 

 こんぴらふねふね。

 

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 こんぴらふねふねの唄にあわせて、座布団の上にあるおちょこフォルダーに手を載せます。時々このフォルダーを手にとることができて、その場合はグーで手を載せます。これを繰り返して、失敗した人がお酒をいただく。うーむ。とにかく飲むようにできているのかー。まぁ、昔の遊びだし、今ならお水でもジュースでも。

 

 お肉料理。口の中でとろりととろける感じ。

 

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 揚げ肴を酢でしめた感じ。

 

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 しめは蕎麦。

 

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 デザート。

 

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 記念撮影。色々撮りました(笑)。

 

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 18時開始で、〆を食べる頃には21時すぎてました。楽しい時間はあっという間なんだなぁ....。おもしろい。貴重な機会を本当にありがとうございました。

 

 

komaryu.jp

 

 

filo フィーロ(盛岡)

 アウトドアレストランでお隣だった中村さんがシェフを務めるお店filo。その技を味わいたいのだけれども、なかなか「イタリアンのコース」をいただく機会がなく。なので、休日ランチで堪能しました。

 

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 前回は夜だったけど、今日はお昼。秋晴れの気持ちの良い日です。

 

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 蔵を改装した木の香り漂う店内は階段を上ってお二階へ。夜はなかなか2階に行けないだろうから、お昼ぐらいは。

 

 休日ランチは2種類です。ちょっと悩んだんですが、せっかく時間がとれる休日だったので、Bランチで。

 

 ランチワイン。泡。ソムリエさんがサービスも担当しているんだ。ほー。

 

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 前菜盛り合わせ。見た目よりボリュームあります。お豆のスープの味がやさしい。タマネギにかかっているソース、おいしい。

 

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 雫石のパン屋さんのパン。こちらもおいしい。ソースと一緒に完食。

 

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 パスタは3種類。Aランチ(パスタがメイン)だったら短角牛のボロネーゼのタリアッテレだったんだけど、牡蠣とブロッコリーのニョケッティとカリーテルリ、外山森林公園のきのこのブロードとで迷いに迷って。今の時期だし、牡蠣に。

 

 牡蠣、ぷりぷり。食べやすくておいしい。

 

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 見た目よりもボリューミーで、おなかにかなりたまります。正直、女性のランチならここまで(Aランチ)で十分ですね。

 

 しかし。今日はお肉のメインも楽しむBランチなのだ。

 ソムリエさんと相談して、メインにあわせるワインを白にしました。今日のメインはほろほろ鶏だそうで、鶏肉なので、白の方がよいでしょう、とのアドバイス

 

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 そして。

 これがめちゃ楽しかった。メインで使うナイフを選びます。イタリア、フランス、ブラジル、ポルトガル、日本、あとどこだ覚えてない、けど、色々な国製のナイフ。まぁ、もうデザインで選ぶでしょう。今日はイタリアンなのでイタリア製。一番手前の。

 

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 メイン料理到着。ほろほろ鶏のロースト。

 火入れ抜群、ふわっと柔らかいけど生っぽさは感じない。皮の脂もすんごく甘くてしつこくない。これはおいしい。

 ソースもくどくないし、付け合わせの豆のようなものの食感が飽きずに食べさせてくれる。なるほどー。これは技だね。

 そして、見た目よりボリューミー。3きれあるので、食べ応え抜群。

 

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 満腹です。

 うぉ。まだデザートがあった。別腹に納めます。

 紫芋のなんとか。ひんやり、甘さ控えめ。

 

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 食後のコーヒーは、コーヒー、エスプレッソ、カプチーノから選べます。カプチーノを。

 

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 すると、二戸のなんとかと盛岡の黄精糖が付いてきました。

 

 今回は一人だったんですが、一生懸命食べて、ここまでで2時間かかりました。女子会ランチなら、Aランチ(メインなし)でワイン飲んでおしゃべりして2時間十分楽しく過ごせます。

 

 Bランチ3500円にワインは500円×2。確かに近隣のイタリアンのランチに比べると高いけれども、満足度も高いと思います。この日は、朝はスープのみでおなかすかせて食べにいきましたが、本当に満腹。そして、夜までおなかすかなかったので、そのまま食べずに寝ました。それでもおなかすいた感なし。本当にたっぷり。

 

 中村シェフのお料理、堪能させていただきました。噂通りのおいしさ。贅沢な空間&時間。たっぷり時間のある休日は、こんなランチを楽しむのもいいよね。

 

 

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菊の司 - 初槽直汲 (岩手・盛岡)

 南部杜氏の名門・創業1772年「菊の司」さんの「初槽直汲」イベントに行ってきました。

 「菊の司」さんは盛岡市役所の横から橋をわたってすぐの中津川沿いにあります。盛岡駅から歩けるぐらいの身近な場所で、中津川のお水を使ってのお酒造りに取り組んでいます。今の天皇陛下もご愛飲とのこと。

 

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 この「菊の司」さんで「初槽直汲(はつふねじかぐみ)」イベントが。

 

 「初槽直汲(はつふねじかぐみ)」とは、槽(ふね)と呼ばれる圧搾機で搾り出たお酒を、そのまま瓶に(自分の手で)汲むことです。「初」でわかる通り、令和元年初絞りのお酒です。もちろん、無ろ過・無加水・非加熱。ポンプを通さないので、シュワシュワも残っている状態。

 

www.kikunotsukasa.jp

 写真撮影の許可がいただけたので、ぱちり。左にあるのがおそらく「槽」。ここから細いホースを通ってお酒がでてきます。

 

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 こんな感じ。私はゆーっくり汲んだので泡はなし。

 

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 汲んだ後は、量を調整して栓をしてお渡し。

 

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 受け取りました。

 

 さっそく味見。うーん、尖ってるね(笑)。キリキリとがった辛口。誕生ほやほやの日本酒です。今年も新酒の時期が始まりました!

 

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 いいですね。アクセスが抜群に良い、普通に街中に存在する酒蔵。この立地を活かして、これからもおもしろいイベントを企画してくださーい!!

 

菊の司酒造

http://www.kikunotsukasa.jp/

おでれんせ (岩手・花巻)

 時にはちょっと気分をかえて、「電車に乗って飲み会に行く」ことになりました。「電車に乗る」は後付けで、日本酒の品揃えが良くて気さくな居酒屋さんがあるから、という理由なんですが、東京にいた頃には当たり前だった「電車に乗って」も、めずらしいアトラクションとなりつつあります。

 

 JR花巻駅の本当に目の前に。ごく普通の居酒屋さん。

 

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 ごく普通の居酒屋さんですが、日本酒の品揃えがなかなか。地元石鳥谷の銘酒、酉与右衛門のラインナップがすごい。

 

 牛すじ煮込み。とろとろの牛すじにおつゆがおいしい。

 

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 お刺身盛り合わせ。4人前。とてもきれいでセンスの良い盛り付け。思わず歓声を上げてしまいました。これでお料理の腕前もわかるというもの。

 

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 ほっけ。身が本当に厚くてふかふか。ここで「(旭川に赴任して北海道のほっけは1つが大きいから)一つのほっけを二人でわけて食べた」などなどののろけをきかされる。

 

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 エビマヨならぬ鶏唐揚げまよ。実はお野菜たっぷりの手の込んだ一品。

 

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 玉子焼き。早く食べないと、とろとろのところが余熱で固まってしまいますよ。

 

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 鳥のつくね。

 

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 焼きそば。さきほどの唐揚げまよのお野菜と一緒に食べてみたりする。

 

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 〆はTKG。日本がほこる玉子かけごはん。玉子に胡麻油か何かを足しているのかな?香りがよい。おなかはちきれそう。

 

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 料理がすべておいしいです。次にきたら、鶏しお鍋を頼んで雑炊作るぞ、とかとか、次のアイデアががわき出てきます。これだけ食べて、日本酒もいいやつを相当に飲んで。四人で、6000円/一人ぐらいかな。地元に根ざしたおいしいお店。繁盛していましたが、これからも繁盛しますように。

 

 そして。終電1本前に電車で帰宅。あまりにも久しぶりで新鮮。盛岡が終点だから寝すごしの心配もないしね。いい時間でした。

 

居酒屋おでれんせ
〒025-0092 岩手県花巻市大通り1丁目7−36
花巻駅前すぐ。

ななしの庵 (盛岡)

 盛岡は桜山神社前にたたずむ隠れ家「ななしの庵」さん。カウンター6席のみの小さな、そして、その小さな空間にぎゅーっとこだわりがつまっている、最近の私のお気に入りのお店です。

 

 ここで時々行われる「会」が素敵。

 

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 上記の会は石川さんが担当されていますが、ななしの庵さんは、石川さんと阿部さん(massの店主)のどちらかお一人が担当されます。

 

 阿部さんの「おまかせ3000円コース」の一例。

 まずはベアレンビールでかんぱい。

 

 なんとかのすりながし(スープ)と胡麻豆腐とチップス。まだちょっと暑い時期だったので、のどごしのよい前菜はうれしい。

 

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 その場でわらでいぶした鰹のたたき。鰹のたたきって、こんなに香りがいいんだ!びっくり。

 

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 日本酒はすべておまかせ。

 

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 箸休め。

 

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 いすみ橋さんの日本酒。

 

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 日本酒を味わうためだけの肴一式(笑)。

 

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 ぬる燗で。この台付きのおちょこが本当にかわいい。水面がゆれると金魚が泳いでいるみたいに見える。現在は作られていないので、これは江戸とか明治とかに作られた酒器なんだそうだ。

 

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 佐助豚とイチジク。お肉やわらかい。イチジクの酸味が濃いめの豚肉の味によく似合う。

 

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 旬のきのこごはんと芋の子汁。スダチをしぼって。もう入りませ~ん。おなかいっぱい。

 

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 けど、デザートのぶどうの甘露煮は入る。

 

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 これでお料理3000円コースなので、お連れしたみなさまに大好評。おなかいっぱいいただきました。ありがとうございます。

 

 

 さて。石川さん担当のメニューに2000円のコースがあったんだと(この秋に終了)。ということで、2000円のコースをいただいてきました。

 

 スタートから日本酒。すべておまかせ。実はメニューがあるんだそうです、知らなかった。ここではなんでも「おまかせ」。

 

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 聖護院大根と酢味噌。今年は暑かったので、大根にすがはいってしまったんだそうですが、それもそのまま。味の1つとして活かすのが石川流。

 

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 おだしの味がしっかりしみこんで美味しい。

 

 ごま豆腐。ごま豆腐作る時に、里芋を練り込んだそうです。なんとなくもちっとした食感を感じます。みずのこぶ。すりたてのわさびでいただきます。

 

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 いずみ橋さんのお酒。

 

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 お椀になんと。落ち鮎。落ち鮎というのは、卵を生むために川をくだる鮎。おなかに卵がはいってます。骨までほろほろ。なんて贅沢。

 

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 山形のお酒。やわらぎ水は南部鉄器でたいた白湯。なんでもこだわり。

 

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 最後の一品。ほろほろに栗と煮込んだ佐助豚にきのこ。お肉ほろほろ。きのこっておいしいものだったんだ。

 

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 ということで?せっかくななしの庵さんにきているので、最後の一杯はこれ。

 アルケミエのアブサン。水分がはいると白濁します。

 

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 ななしの庵さんは、石川さんの担当の時と阿部さんが担当の時とがあります。

 あなたはどちらが好み?