久々のななしの庵さん(の夜のコース)。
2019年7月の出会いから2年半。何回お邪魔したことか。
このクオリティをこのお値段で出していただけること、その場の空気、雰囲気、ぜんぶだーい好き。
寒い日はあたためてもらったお酒で。
最初の一皿はお野菜料理。名月一文字。ネギのお名前です。器もかわいい。ソースはいつもの。
2皿目でお魚料理。真マス。カリカリの皮と葉っぱ。春の匂い。
毛ガニの茶碗蒸し。かにすごい。こんなにかにの身が入った茶碗蒸しなんてあり得ない(笑)。
さよりのお刺身。なんとかという盛り付け方(覚えていない)。今日はそこかしこから春の匂い。
日本酒追加。
見えなくなっちゃっていますが。穴子がうまっています。上にはりんごと3年ものの干し肉。お酒が進みます。
牡蠣と丸メカブと大根とレモンの皮の甘酢漬けとメモに書いてある。牡蠣ぷりぷり。
アンコウに寒締めほうれん草とミカン。シナモンの気配。
なんでこんな組み合わせを考えられるのだろう?
ふふふ。そして今日のメイン。
いわて短角牛のレバー。ほやほや。
私が食べたがっていたことを覚えていてくれて。これは縁なんだけれども、今回は縁があった。
しかし。店主石川氏の手が良いねぇ。
炭火でさっとあぶっただけ。奥に炭火焼きランプ。ああ、とろける。体に吸い込まれていくよ。うむ。奥に写っている日本酒になっているはず。
「甘やかしすぎ!」と怒られましたが、炭火レバーをおかわりしちゃいました。わーい。盛岡の人たちは私を甘やかしすぎですね。
〆のお酒は神亀の熟成日本酒。こういう寒い日には、熟成日本酒の燗が本当に美味しい。
日本人に生まれた喜び。ごはんと味噌汁。
に卵。
毛ガニのかんぽう醤油漬。
デザートの甘味に。
お抹茶を点てていただきました。
今日も美味しくいただきました。ありがとうございます。
店主石川氏の存在を含めたお店の中の空気すべてが好き。これからもよろしくお願いいたします。