ホテルフォルクローロ花巻東和 <JR東日本ホテルズ> (岩手・花巻)
公共交通機関でいける温泉を探せっ!
でヒットしたホテルフォルクローロ花巻東和。GOTOに加えて、岩手県民は花巻の助成を受けることができます。
最寄り駅は「土沢」。釜石線です。盛岡からはまゆりに乗ったら1時間弱。しかし、電車、すいています。
土沢駅からは私の足だと20分歩きます。これがネック。今回は晴れていたからいいものの、雪の中の徒歩20分はきつい。駅前にタクシーが待機しているような駅ではないし(って無人駅だし)、季節を選ぶかなぁ。春や秋の季節の良い時なら、この徒歩は散歩としてちょうどよいぐらいなんだけど。タクシー利用の方の場合は、新花巻を使うようです。
到着。最寄り駅からちょっと遠いことを除けば、ここは大変居心地の良いホテルです。コロナ対策もばっちりで、「密」な感じを受けることはまったくありませんでした。努力されているんだな。
お庭には山羊さんがいます。この「笑顔」に癒やされる~。一戸建てを手に入れたら、山羊を飼いたいかも。
廊下を渡った先に「東和温泉」があって、期間中は入り放題です。この東和温泉。源泉掛け流しの本当に気持ちのよいお湯です。日帰りのお客さんも多いのですが、わかる。熱くもぬるくもないお湯は湯あたりが柔らかくて、お肌つるつる。炭酸泉も温泉に炭酸追加でぬるめのお湯なので、いくらでも入っていられます。
現在、東和温泉はチェックイン~21:00と6:30~8:30の朝風呂に入ることができます。浴場にはボディシャンプーとリンスインシャンプーがありますので、気になる方はシャンプー類は持参した方がよいかも。洗面所には温泉によくある化粧品類がおいてあって、不自由しません。
部屋にはタオルやかごが置いてあります。館内着は「浴衣」なので、何度も温泉に入るなどのホテルライフを満喫したい方は、ジャージなどの館内着は持っていった方が快適に過ごせると思います。
館内はゆったりした作りで、宿泊のお客さんも制限しているのか、本当にのんびりできました。このエリアで久しぶりにソファーに体を埋めて本を読みました。いいなぁ。おまけにマッサージチェア(無料)もあるので、全身マッサージしまくり。快適。コインランドリーもあるので、着てきた洋服を洗って干して着て帰ることができます。
さて。夜ごはん。今回は食事付きのプランにしてみました。
『いわて牛のすき焼き』コース
・サラダ(特製ジュレ添え)
・茶碗蒸し
・いわて牛のすき焼き
・牛スープのとろろうどん
・ごはん・お漬物
・デザート
いわて牛のすき焼き。トマトの入ったお鍋で、サーロイン、肩ロース、バラ、と3部位のお肉をいただきます。すき焼きというよりかはすき煮。トマトが意外とおいしい。おどろき。また、卵がね。普通の溶き卵ではなく、ふわっふわのメレンゲ状になっているの。これが柔らかく具に絡むので、最後まで美味しくいただけました。
デザートはそばのアイス。
あとね、このレストランのサービスの方がよかった。おそらく若いときにはそれなりの格のレストランにいらした方なのだと思われる。こんな田舎(失礼)なのに、洗練されたサービス。食事も一気に出てくるのではなく、進み具合にあわせてタイミングよく出してくれる。
すき焼きにはビール、ということで、遠野ホップの生ビールもいただきました。
男性には少し量が少なめかもしれないけれども、そこは雑穀入りの「ごはん」で調整する。そう考えると、温泉旅館の色々出てくる料理と遜色ないというか、こちらの方が温かいものを温かく食べられるし、良いかも。無駄に食べ過ぎにもならないし、すっかり気に入りました。
朝風呂のあとは朝ごはん。現在、ビュッフェ形式をやめて、定食仕立てです。私はビュッフェ形式だと食べる量を制御できなので、この定食仕立てがよいです。レストランも本当に「密」とは無縁の、余裕のある運用をしていて、おいしくいただくことができました。
ということで帰り。
車に乗らない私にとっては、駅からの距離が問題だなぁ。雪がずんずん降っている日にこの20分はきつい。雪が降る前もしくは降らなくなった頃に遊びに行きます。論文書くために、こーいうところにこもってみようかな・笑。