Rie’s diary

おいしいものと旅行が大好きです。

安比八幡平の食の宿 四季館彩冬 (岩手・八幡平)

 八幡平の紅葉を楽しもうと思って、いつもの彩冬さんへ。


 実は10月半ばにバスに乗って八幡平の頂上に向かったこともあるのだけれども、まさかの団体ツアーが公共交通バスを使うという自体に遭遇し、バスが満員状態に。もちろん、みなマスクをして静かにしているから良いのだけど、でも、ねぇ。まさかツアーのお客さんたちとバスで一緒になるとは。


 ということで、紅葉を楽しむには、花輪線に乗って泊まりに来た方が良いのかな、と。

 

 いつもの彩冬さんだけど、私はいつものエコノミー客室(だけどその中ではちょっと良いお部屋)+平日リーズナブルプラン。ここはゆったりした余裕のある作りに美味しい食事でブレイク中。休前日はなかなか予約がとれません。地元の方にも「あそこにはいつも車がいっぱい止まってる」と言われているぐらい。でも、だから、今時の旅行にはちょうど良いんです。泊まったことはないけれども、温泉付きのお部屋もあるし、食事を部屋で食べることもできる。エコノミー客室ではムリだけど。いや、私の財力ではムリだけど。だけど、そういう贅沢な作りのお宿なので、エコノミー客室+平日リーズナブルプランの庶民も、ゆったりと過ごせます。温泉が混むこともないし、建物の中に人があふれている感じもないし、食事中も隣の人たちはまったく気にならないぐらいゆったりしている。


 さて。行き。いつもの花輪線。いつものガラガラ。車窓から色とりどりの紅葉を楽しむ。ああ、やっぱりきてよかった。14時前には赤坂田に付いてしまうのだけど、ちゃんと迎えにきてくれていて、ロビーの奥の共有スペースで待たせてくれる。お茶も出してくれたりして。チェックインの時の手際もよく、さすが。


 11月に入ってしまったからもう終わりかな、と思ったのだけど、奥の「だんぶり茶屋」がオープンしているということで、読まないといけない本を持ってだんぶり茶屋へ。足湯をしながらわしの尾の地酒をいただく。ちなみにこの地酒はサービス。甘酒もお茶もサービス。あ、本を読んでいるんですけどね。この時はまだ紅葉。

 

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 温泉も相変わらずゆったり。露天のぬるめの湯にゆったりつかってご飯へ。


 今日も安定のごはん。ちなみにこれは平日リーズナブルプラン。これにメインが3つから4つプラスされる。多分、部屋食の方はもっと豪勢(見たことないけど)。地域共通クーポンでお酒をいただくことができます。これはいいね。

 

今回のお品書き:
食前酒 梅花音
先 付 蟹味噌豆腐
前 菜 蛸山椒・柿餅
    栗松風焼き
    子持ち海老
    豚バラ味噌焼き
    柿と梨の白和え
酢 物 茸のピクルス・黄菊
造 り 鮪・八幡平サーモン・紋甲烏賊・甘海老・妻一式
吸 物 松茸・蟹つみれ・麩・三つ葉
焼 物 穴子照り焼き
煮 物 鶏肉・しめじ・オクラ・紅葉
香 物 三点盛
ご 飯 鮭おにぎり茶漬け
デザート メロン・葡萄

 

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 メインはすき焼きにしました。写真に写っていないけど、焼き物、煮物、ご飯もでてきます。

 さらに3回宿泊したご褒美の前沢牛のにぎり付き。

 

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 今日もおなかいっぱい。おやすみなさい。

 

 さて。朝風呂。

 夕方から降り出した雨は、夜更けに雪に変わったらしく。早朝の温泉では紅葉の赤味が残る山に雪が積もるのを楽しめました。今期初雪。


 彩冬さんの自慢の朝食。

 ビュッフェ形式です。部屋に置いてあった説明書きを見ると、追加料金で部屋に朝食を持ってきてくれるそうです。

 入り口で手の消毒。マスク必須。手袋もおいてあります。テーブルにも消毒液が置いてある。このビュッフェ形式の朝食をどう思うのかは個人差が出るところかなぁ。ちなみに、相変わらず味は抜群。テーブルの配置にも余裕があり、密な感じはない。そう、ここの良さはすべてに余裕があるところ。

 

 

 花輪線が1本なくなってしまって、8:30に帰らねばならぬ。帰りも駅まで送ってもらって。

 雪の花輪線。なんて素敵。

 

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 出発は雪景色。山を下りると紅葉。季節のちょうど変わり目。ラッキー。


 今回も美味しくいただきました。朝ごはんのビュッフェが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、その要素をのぞけば、ここは居心地が大変に良いです。また遊びに来ますね。

 

 

 

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