現役でがんばるボンネットバス。冬の期間だけ、八幡平-松川温泉の間で現役で活躍中ときいて、ぜひ、乗りたい!と強く思っていました。
冬の間、松川温泉まで行くバスは1日3便。なかなかスケジュールが確保できずにおりましたが、「そっか、途中で泊まればいいんだ!」と思い立って実行。いや、日帰りでもよいんだけどね(笑)。
ということで、夜のうちに八幡平へ移動。八幡平SlowStayの助成金を使って、「温泉ゲストハウスやすもり」さんに1泊。そして、朝、バスで松川温泉まで移動して露天風呂に入り、(お昼から予定があったので)その勢いでバスで帰ってきました。これはなかなか良いルート。
夜のうちに、バスにて八幡平へ移動。八幡平ライジングサンのバス停で下車して、そのまままっすぐ進んで坂を下りたところにある「温泉ゲストハウスやすもり」さんで一泊。バス停からすぐです。
ゲストハウスなので、お風呂トイレ洗面所は共有ですが、お部屋は個室。お宿の方も距離感が良いし、床暖房がポカポカしていて、居心地良かったです。ここ、いいかも。ゲストハウスなので、部屋着とかシャンプー&リンスとかは持って行った方がよいです。バスタオルはレンタルしました。
お風呂は貸し切り。かすかな硫黄臭が八幡平に来たことを教えてくれる。朝風呂も予約制。朝晩ゆっくりと楽しみました。
通りからすぐのところなので、迷わないです。バスを降りたら、そのまままっすぐ、坂を下りるように進んでください。
さて。朝はライジングサンホテルのバス停を8:45発の松川温泉行きのバスに乗車。八幡平マウンテンホテルにて、お目当てのボンネットバスに乗り換えます。
雪の山道を登るボンネットバス。
正直、乗り心地はものすごく良くないですけれども、一生懸命坂を登っているところはかわいくてたまりません。
松川温泉到着。
バスを堪能したい方には、松川温泉の3つのお宿のうち、終点の峡雲荘が便利です。終点&始発なので、バスそのものの撮影も楽しめる(笑)。
8:51着の9:45発なので、たたっと温泉に入る。8:51着で、次の14:51発で帰る選択肢もあり、その場合は、大広間休憩とお昼をセットにするとよさそうです。入浴のみは600円、大広間休憩つきは800円。お昼をお願いするときには、受付の時に予約します。天気もよく、露天風呂日より。
この日はお昼から予定があったので、9:45発に乗るために、お風呂は早々に切り上げて、外に出ました。行きは一人だったんですが、帰りにお仲間が増えて、ボンネットバスの撮影会状態に。
運転席の撮影も許可。
ボンネットバスのボンネットバス部分も引き上げてもらいました。大サービス。
エンジン入ってる。
しっかりした足回り。
松川温泉に泊まるには、盛岡駅13:42発のバスに乗る必要があり。それだと本当に一日仕事になってしまう。帰りはこの9:45発だから、盛岡に戻ってくるのはお昼。近いのだけど、時間をかなりつかうので、なかなかタイミングがとれませんでした。また、松川温泉は、その湯の性質からお風呂にシャワーがなくて、髪の毛を洗うのがちょっと大変。帰って来てから職場復帰にはあまり適していないところがありました。
けど、今回のように、途中のゲストハウスさんにお世話になることで、比較的無理なく楽しむこともできることがわかりました。ゲストハウスでなくても良いんですが、ホテルだとそれなりのお値段だし、ペンションとかだと2食付きが多いし、そう考えるとゲストハウスさんは合理的な選択。温泉のお風呂にも入れるし、お部屋は機能的。いいじゃん。というところです。
ちょうど晴れて冷えた日で、夜道のお月様もきれいだったし、早朝も寒いけど空気が澄んでいて気持ちよかった。ということで、すべてよかった。
ボンネットバス、これからも現役でがんばってね。