再び鉛温泉の藤三旅館さん。またしてもアーリーチェックインのお安いプランが出ておりましたので、花巻と県の助成を使って、ふらっと訪ねてみました。
前回も書きましたが、女性の場合はアーリーチェックインプランがおすすめです。いつもは高いので選択肢から外れますが、たまに安く出ることがあるので、そのときは買い!です。
ということで、アーリーチェックインプランなので、花巻駅から路線バスで鉛温泉まで。今日は気持ちの良い天気。13:30ぐらいにはお部屋に入ることができました。
今回はとにかくお得なプランで。安いプランの一人旅なのに、渓流側のお部屋を用意してくれました。窓を開けてみると心地よい風。ちなみに、内側の障子みたいなのがサッシで、外側が昔ながらの木の窓です。
窓の外側はこんな感じ。常に渓流の音が聞こえてきている感じに。
今日のプランは、アーリーチェックインプランなだけでもありがたいのに、いつもと同じ金額で、部屋食で、かつ、岩手牛のしゃぶしゃぶがついてきました。部屋食なので、お約束の時間に、仲居さんが直接運んできて、部屋の机の上に並べてくれます。
どぶろく。
部屋食。気軽。お行儀の悪い格好になって、テレビ見ながら食べられる。わーい。
食べ終わったら、内線をかけると片付けにきてくれます。「あら、きれいに完食されましたね」と言われました。女性は残す人が多いのかな...。今日は食べるのわかっていたから、朝昼はスムージーのみで調整しているのです。
藤三さんでは食べ過ぎ飲み過ぎは厳禁。なにせ、名物白猿の湯の女性専用時間が19:30~21:00に控えているので。
藤三旅館さんには、現在、4つのお風呂があり、時間帯で男女が入れ替わります。名物白猿の湯の女性専用時間帯は、14:00~15:00、19:30~21:00、6:00~7:00の3回設定されています。そして、この白猿の湯がおもしろい。お湯もいいけど、場所が最高。
今回、女性のお客さんが少ないのか、それほど温泉に興味がないのか、白猿の湯を独り占めできました。なので、パチリ。
この真ん中からお湯が沸いてきてます。かなり深くて、150cmぐらいの私でギリギリな感じの深さです。肩まですっぽり浸かった状態で、歩いてみる。ここにはシャワーとかはないので、それはお向かいの桂の湯で。
この空間には神様が宿っております。ここにいるだけでなんか落ち着く。
お湯がかけ流されている側に座って、休憩を取りながら堪能させていただきました。
このお向かいには桂の湯があります。ここは男女別なので、時間帯関係なくいつでも入れます。内風呂と露天があり、露天風呂は渓流を眺めながら入ることができます。
シャワーもあるので、頭を洗ったりするのに便利。でも、そうですね、髪の毛洗ったりする用事には、白糸の湯や銀の湯が使い勝手が良いです。新しいんでしょうね。
シャンプーとコンディショナーもあるし、脱衣所にはドライヤーもあります。ブラシは持って行った方がよいです。
あさごはん。
部屋食プランだと、朝ごはんも予約した時間に持ってきてくれて、机の上に並べてくれます。ここの朝ごはんは、お弁当のようにコンパクトな状態で持ってきてくれるのですが、お部屋出しするには良いのかもね。
目玉焼き。暖かいおかずはこれだけ。あとはごはんと味噌汁。
ブッフェ形式なら取らないようなお野菜のなんとかー、が入ってくるので、私は朝ごはんは「旅館の朝食」定食タイプの方が好き。
ということで、帰りは花巻南温泉峡の送迎バスで花巻駅まで送ってもらいました。
やっぱりここの温泉、いいなぁ。アーリーチェックインプランがない時期には、1泊朝食プランでひたすら温泉を堪能するかなぁ。本当に神様の宿る不思議な白猿の湯に、世の中が落ち着いてきたら入りにきてください。