盛岡の奥座敷である繋温泉のさらに奥座敷の鶯宿温泉。ここまでくると雫石になります。車で通りかかることは何度もあったのですが、きちんと温泉に入ったことがないなぁ、と思って、いわて旅応援プロジェクトを活用して訪問してみました。
盛岡駅からバスで約1時間。ウグイスの鳴く山里。
鶯宿川の左右に昔ながらの温泉宿が並んでいます。昔ながらの、と言うといい雰囲気ですが、鄙びた温泉街とも言えます。
川長さんは、比較的入り口に近いところにあります。すぐ登山道につながっていていて、山歩きにも便利。
お部屋。シンプルですが十分に広い。お布団は固めで、敷き布団を2枚足しました。
テレビに空気清浄機、冷蔵庫があります。
お部屋には浴衣、羽織、かご、タオル、歯ブラシが用意されていました。ブラシは持参した方がよいです。シャンプーとリンスはお風呂場ので十分。ドライヤーはお部屋にはなく、お風呂場のみです。
温泉です。源泉掛け流し。内湯は2つ湯船があります。両方とも熱めのお湯。
露天風呂。この露天風呂がぬる湯で快適。山の涼やかな空気と鳥や虫の鳴き声にゆったりと過ごす。
この露天風呂、すんごく気に入りました。
さて、夕食。17:30から用意していただきました。
今日は平日限定の夕食少量プラン。量控えめの夕食です。
先付:じゅんさい
蒸し物:茶碗蒸し
お造り:サーモン 烏賊 妻一式
台の物:国産豚豆乳鍋
国産豚 県産野菜
煮物:銀鱈煮つけ 絹さや
ご飯:契約農家「高橋さん」ちの雫石産あきたこまち
止め椀:冷やしそば
夕食控えめプランでしたが、ごはんを豆乳鍋に投入しておじやにしたてて完食。ちょうど良いぐらいにおなかに収まりました。
お部屋で大河ドラマを見ようと思っていたのに、そのまま寝落ち。お風呂もお食事も気持ちよい。
朝ごはん。8:00からにしていただきました。
朝ごはんはバイキング形式よりこのような定食がいいです。
手の込んだおかずの数々。
とにかくぬる湯の露天風呂がたまらんです。気持ちいい。食事も、もうたくさん食べられないので、このぐらいがいいな。お世話になりました。
しかし、だ。このあたりはお湯がたくさん沸いてくる。これを何らかのエネルギーに変えることはできないのだろうか。廃業された温泉宿もお見かけし、せっかくのお湯を活かす方法はないのだろうか、と思うのでした。